「プチボランティア体験してみよう」を開催

 11月7日(月)ぱる★てらすで、NGOハンガー・フリー・ワールド(HFW)の職員二名にお越しいただき、切手仕分け作業プチボランティア体験会を開きました。HFWの活動や気候変動で深刻さを増す「飢餓」についてもお話しを頂きました。

 

 

 HFWは「飢餓のない世界を作る」ために活動する国際協力NGOで、パルシステム埼玉では毎年、注文書と一緒に切手やハガキ、商品券などの寄付を郵送する封筒を組合員に配布し、その活動を支援しています。本年度はパルシステム埼玉で442万円、他の生協、個人などからの寄付と合わせて総額1億5千万円ほどが集まったそうです。
 気候変動の影響を受け安定した生産が難しくなって、慢性的な飢餓に苦しむ地域が世界には数多くあります。HFWは5か国で食料支援だけでなく、学校給食や栄養指導などの生活改善、地域作り、若者、女性の起業支援などの様々なプロジェクトで、住民が自立していけるように支援活動をしているそうです。日本では毎年大量の食べ物が捨てられ、それ自体大きな問題ですが、そのゴミを処理するためにまた大量のCO2を出し気候変動をもたらしてもいるわけで、世界の飢餓と私たちの暮らしは密接に結びついていると指摘されました。
 プチボランティア経験の切手仕分け作業は結構細かい作業でした。寄付された切手を額面金額で仕分け分類して、その総数を報告するといったものでしたが、分類も1円、2円、3円、4円、―――、と20種類以上になり、形状も様々で、シートもあれば破損したものもありました。懐かしい古い切手には作業の手が止まりました。こういった作業があってはじめて換金でき、HFWの活動ができるわけです。ボランティアさんの存在は大きいのです。体験してよくわかりました。

 

 

 事前に呼びかけた「フードドライブ」に食品が寄せられました。ここでお礼申し上げます。ありがとうございました。

 

 

 

【次回開催予定】3月 ぱる★てらすにて「被爆者のお話しを聞く」

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