ピースウィーク企画 「ダニー・ネフセタイさんの平和と人権のおはなし」を開催

 平和・国際委員会のピースウィーク企画 第2弾、埼玉県在住イスラエル出身の家具作家ダニー・ネフセタイさんの【オンライン】「平和と人権のおはなし~私たちの人権は本当に守られていますか?~」を開催しました。

 

 

 ダニーさんは、人権について、日本人では気づきにくい視点で、写真やイラスト、図を使ったわかりやすい画面と率直な言葉で伝えてくださいました。
 特に印象に残ったのは、「おまえ」という呼びかけについて。
親が子どもに「おまえ」と言うのはいいが、子どもが親に言うのは間違っているという日本人の考え方。
「それは平等ではありません」
ハッとしました。
乱暴な言葉だから使わないという意識はあっても、下に見る言葉だから子どもに使わないという意識はありませんでした。親は子どもよりえらいという思い込みがどこかにありました。

 他にも日本人のあやうい現状への警鐘がたくさんありました。
メディアの煽りで差別と気づかずに刷り込まれている差別。
国、県、市の教育委員会から認められた人権問題以外には触れられない、学校での人権教育。
日本人は、差別に鈍感であることを実感せざるを得ませんでした。
「メディアも学校も必要なのは、事実を伝えること」とダニーさん。

 

 

 世界中で差別がなくなり、人権を尊重するようになれば、戦争もなくなるでしょう。
人権を守る想像力とハートをはぐくむために
次は、子ども達にダニーさんの言葉を届けたいと思いました。

 

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