「教科書の中の憲法Ⅱ」を開催

 昨年度開催した小学校の社会科の教科書の話や教科書選定の話が大変好評だった「教科書の中の憲法」。今年度は12月15日(火)に、中学校の社会科の教科書の話を中心にした「教科書の中の憲法」をオンライン開催しました。

 

 

 講師は、昨年と同じく元中学校教諭の芳賀和夫さん(より良い教科書を求めるさいたま市民の会)を迎え、具体的に同じ事柄が出版社ごとにどのように書かれているか、6社の社会科の教科書を比較。あまりの違いに衝撃を受けました。学んだ教科書によって、子ども達が異なった知識を得てしまうという現状なのです。

 教科書選定の話も興味深いものでした。現場の先生の意見に耳を傾け、選んでほしいものですが、必ずしもそうではない実態。しかし、2018年頃から全国で教科書選定に物申す人が増えてきて、教科書選定に目を向ける人が多くなっているそうです。そして、それが教科書を選ぶ人たちに影響を与えているとのこと。

 

 

 子どもたちにふさわしい教科書が選ばれることを願い、私たちは、これからも教科書に注目していきます。

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