「古武術に学ぶカラダの使い方を体験しよう」を開催

 2月20日(火)レイボックホールにて、講師に岡田慎一郎氏(理学療法士、介護福祉士で古武術介護の提唱者)をお迎えし、「古武術体験」学習会を開催しました。

 現代の生活は欧米化し、知らず知らずのうちに大きな関節に負担がかかっている。日本に古くから伝わる古武術をヒントに、合理的に動くことで楽に日常生活が送れる。というお話がありました。

 参加者は、しゃがんだ姿勢で歩くこと(草取りの姿勢)に挑戦し、今の股関節の状態を確認しました。しかし、私は思うようには歩けず……これは、椅子に座ることが多く股関節を深く曲げる動作が減ったことが影響しているのだそうです。

 また、手先や腕の動き中心の生活となったことが肩こりに、家事や介護、育児など生活の中で多い中腰での作業時に腹部から上半身を曲げることが腰痛につながっているそうです。

 これらの痛みを予防し、楽に動けるポイントは「股関節」。そして「肩甲骨」。ポイントを押さえて動くと、寝た状態の成人男性をいとも簡単に起き上がらせたり、手先が数cm先に届いたりし、その違いに驚きました。

 みなさん、筋肉をうまく連動させ効率よく体を使うことで、筋力に頼らなくても楽に動け、より大きな力が発揮できることを実感できたようです。

 「負担をかけず楽な動きが最上の動き」すぐにはうまく動けなくても、教えていただいたポイントを意識して過ごしたいと思いました。みなさま、学習会へ積極的にご参加くださりありがとうございました。

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