いきいきネットワーク学習会・高齢者疑似体験

 2022926()ぱる★てらすにて高齢者疑似体験学習会を開催しました。

 参加者はスタッフを含め13名でした。

 この学習会は社会福祉協議会の福祉用具貸し出し事業を利用し、装具とDVDをお借りして行われました。

 

 身体の不自由さを体験するために膝や肘には曲げにくくするためのサポーター、ポケットにおもしを入れたベストの着用、手の動きを制限するための手袋、耳栓やゴーグルで聴覚・視覚を抑えました。

 この状態でパルのカタログ注文用紙の記入や小銭を使って買い物の疑似体験、ペットボトルの蓋を開ける、階段の昇り降り、いきいきネットワークの利用案内を読む、利用案内の読み上げを聞き取るなどを体験しました。

 まずはこの完全装備をすることに時間もかかりました。曲がらない足や腕を使って靴を履くことにもかなりの悪戦苦闘…階段の昇り降りには杖も使いましたが、杖も使い方を間違えると危ないと感じました。日頃なんでもなくやっている事がここまでやりにくくなるとは思いませんでした。

 高齢の方も人によって身体の不自由さには個人差はあると思います。そしてこの疑似体験で高齢者のすべてが分かったという事ではないと思いますが、少しでも身近な高齢者の方の不便さを知って介護への理解を深め考えるきっかけになり良い経験となりました。

 

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