「名医が教える!健康づくりとロコモ体操」を開催

 9月24日(金)埼玉会館にて、講師:渡曾公治先生(一般社団法人美立健康協会)をお迎えしてロコモティブシンドローム学習会を開催いたしました。今回の学習会は「女性の健康とロコモ対策:美しく立つ」がテーマです。この学習会はパルシステム共済連のたすけあい活動助成金を活用して行われ、コロナ禍で行動制限がある中、34名の方にご参加いただきました。

 今回は、最近話題の健康問題、ロコモティブ症候群(※高齢になって立てなくなるまたは歩けなくなるという移動能力低下の状態。略してロコモ。別名:運動器症候群とも呼ばれる。)についてお話いただきました。

 健康寿命の伸延のために、まずは人間の身体の進化過程を説明いただき、現代の生活の中での身体能力の変化の理解、上手な身体の使い方をふまえて、ロコモ対策となるAAA・SSS体操(背骨を上手に動かし背骨と足をつなぐ筋肉をストレッチングし、しっかりと立つことを目的とする体操)を学びました。
 次に、片足立ち、体幹トレーニングでハムストリングスに力を入れる工夫、椅子に手をついて片足を後ろに挙げる等さまざまな方法を参加者全員で実践し、中でも「立ち方の指導が治療となる」やり方に対しましては先生が一人一人に向けて改善のアドバイスもしていただきました。

 終始和やかな雰囲気での学習会となり、この学習会を通じてロコモと向き合って日々の生活の中に取り入れていただければと思います。

TOP