「リスクマネジメント学習会」を開催

 7月15日(木)ぱる★てらすで、セカンドリーグ埼玉の岩元雄治さんを講師に迎え「リスクマネジメント学習会」を開催しました。学習会の参加者は14名で、マスクの着用・十分な換気等の感染対策を行いつつ進行されました。

 リスクマネジメント学習会は、毎年開催(昨年は中止)しているもので、いきいきネットワークの活動において重要な学習会です。ヒヤリハットなどの基本的な考え方から、福祉活動保険についてなど幅広い内容を学びます。

 

 

 今回のリスクマネジメント学習会では「JR福知山線脱線事故」と「東日本大震災時の福島第一原子力発電所の事故現場と東京ディズニーリゾートの状況」の3つの事例をもとにリスクの管理責任に関するお話をされました。

 共通する内容は、重大な事故が起こる時には直接的な理由のほかに、間接的な理由があるということです。それは、組織による管理責任の中にリスクマネジメントの視点が十分にあり、実際に機能するかという点です。「想定外」を作らない取り組みが大切だということです。リスクの想定を組織が十分に行い、指針を示しつつも、現場に裁量権を持たせる体制が機能していれば、災害などの避けられない状況にあっても被害を最小限に抑えることが可能だということです。また、応援者に向けて「利用者とのコミュニケーションが大切」「利用者から支援内容の追加や変更などを求められた場合の対処」などについてもお話しいただきました。

 

 

 現在いきいきネットワークの活動は、一部を除いて休止している状態ですが、リスクマネジメント学習会で学んだことを生かして、活動再開時に備えたいと思います。

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