「多様な子どもたちの発達支援を学ぶ」を開催

 2月19日(火)大宮ソニックで、一般社団法人チャイルドフッド・ラボ代表理事の藤原里美さんをお迎えし、多様な子どもたちの発達支援を学ぶをテーマに学習会を開催しました。
 この学習会はパルシステム共済連のたすけあい活動助成金を活用して行われました。

 

 

 藤原さんは保育士・発達心理士の立場から様々な観点で発達障害のお子さんと接して来られ、発達支援を受ける子どもたちをどう支えていくのか、具体的な事例をもとにお話しいただきました。

 発達支援を受ける子どもたちには様々な特性があり、こだわりもあります。ただ、人は誰でも小さい頃には少なからずちょっとしたこだわりがあったのでは、というお話がありました。大事な事は生活の中で子どもたちに困りごとが生じたときに医療で治す、改善するという事ではなく、社会や支援する側が子どもたちの特性を知って学び続ける事です。子どもたちの行動には必ず理由があって意味があります。保育の現場では様々な道具を利用して工夫をし、その子に合った言葉がけをする…「子どもたちを変えずして社会を変える」と藤原さんは語ります。

 短い時間でしたが、子どもたちに寄り添うには何が必要か少しだけ理解できたように思います。動画サイト・ユーチューブでも藤原里美さんの講演が見られるそうです。今回参加できなかった方やご興味のある方は検索してみてください。

 

 

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