明けましておめでとうございます。  

　昨年は、パルシステム埼玉の事業と活動へのご理解とご協力をいただきありがとうございます。

　2020年は新型コロナウイルスの感染拡大で日本中、世界中が大きな影響を受けました。感染予防のため新しい生活様式が推奨され、くらしや社会のあり方も変わってきています。

　こうした中、パルシステム埼玉では8月から段階的に活動を再開し、オンライン企画なども工夫して始めています。収束はまだ見えない状況ですが、2021年も組合員のくらしや地域、社会の課題に向き合い、できることから取り組みたいと思います。特に、自然災害が毎年のように起こり、新型コロナウイルスの世界的流行もあって食糧の安定的な確保が課題となっています。組合員が生産者とつながり応援していくパルシステムの産直の関係をさらに強め、安全で安心な国産のものを食べ続けられるように力を合わせましょう。

　また、新型コロナウイルスの影響でシングルマザーや学生など弱い立場にある方の困窮が問題になっています。くらしが困難な時こそ生協が助け合いの力を発揮する時です。理念である「共生の社会づくり」を組合員、役職員、地域の方々みんなで進める１年にしたいと思います。

　2021年もどうぞよろしくお願い致します。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　2021年1月5日

生活協同組合パルシステム埼玉

理事長　樋口　民子