新年のご挨拶

 

 

 

  明けましておめでとうございます。  

 

 昨年はパルシステム埼玉の事業と活動へのご理解とご協力をいただきありがとうございました。

 

 2019年は生協として地域や社会での役割を広げてきた1年でした。パルシステムのセットセンターでの青果を生活に困っている家庭の子どもたちが通う学習教室や子ども食堂に寄贈する取り組みを始めました。配達時の気づきを形にした見守り活動も進み、見守り協定の締結も53市町1団体まで広がっています。

 

 台風15号、台風19号の被災地を支援するために組合員募金に取り組み、台風19号で被災された長野県のりんごの産直産地サン・ファームでは25名の職員が支援活動に関わりました。県内でも東松山で地域のつながりから東松山センターを中心に災害復旧のボランティア支援をおこなっています。

 

 2020年もパルシステム埼玉は組合員と一緒にくらしの課題に事業と活動で取り組みます。特に地球温暖化による様々な自然災害、それによって産地の生産が困難になっていることに生産者と一緒に向き合い少しでも支えられるようにと思います。

 

 今年4月末からニューヨーク国連本部で開催される核不拡散条約(NPT)再検討会議への生協代表団に埼玉から初めて役員派遣をおこないます。組合員からの37千筆のヒバクシャ国際署名に込められた核兵器廃絶を願う思いを届けられるように準備を進めたいと思います。2030年ビジョンも作成します。組合員の願いや思いを形にし、10年後のパルシステム埼玉を楽しみにできるようなビジョンをつくっていきたいと思います。

 

 本年もどうぞよろしくお願いいたします。

                                            2020年1月6日

                                            生活協同組合パルシステム埼玉 

                                                  理事長 樋口民子

TOP