「あんどうりすさんの子どもを守る防災講座」を開催

 1120日(水)ぱる★てらすで、お子さんがいるご家庭向けに、2回目の防災講座を開催しました。

 講師は、阪神大震災被災体験とアウトドアの知識を生かした防災ガイドとして全国で講演活動を展開されているあんどうりすさん。自然災害が多発する昨今、防災への関心も高く大人30名子ども7名と多くの方が参加しました。

 

 いざという時に子育てグッズや身の回りのもので代用し、防災が「やらなければ」から「やってみたい」に変わる、今すぐ実践したくなるお話をしていただきました。

 

 講座の内容が前回よりもバージョンアップされ、災害時に便利なアプリとその活用方法など、すぐに使いたい情報ばかりでした。今年は台風による水害が多かったため、水害時に役立つお話や、これからの季節に寒さを防ぐ対策など、日常生活にも生かせるお話を聞くことができました。寒さの敵は「濡れること」。日ごろからはっ水・発汗性に優れたものを身に着けることや、ダウンコートの効果的な着方の説明もありました。

 防災グッズについては、知って得する情報がいっぱい!例えば、防水袋はふだんからスマートフォンなどを入れ、いざという時は水をためるバケツにも早変わり。夏場は子どもの水遊び道具として使えます。タオルもハンドタオルのような小さいサイズでも、バスタオル以上に水分を吸い取ってくれるものを持ち歩くなど、実際の商品を見ながらのお話でした。

 ほかにも、身近にあるものでオムツの代用、さらしをおんぶ紐かわりにする技も教えていただきました。特別に準備するというより、生活の中で使っているもので備えること、使い慣れておくことの大切さを感じました。

 そして、今回も古武術式で女性でも倒れてる人を簡単に起こせる方法や、手が疲れにくい抱っこの方法も実践しました。本当に力を入れず簡単にできて、参加者も驚いていました。

 

 

 参加者から寄せられたアンケートでは、講座での内容を今日から家族と共有し、ふだんの荷物を見直したいという声が多数ありました。いつ何が起きても不思議ではないこの頃、すぐに実践してみたくなって役に立つ情報ばかりでした。

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