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2019年4月25日 「フェアトレードや産地活動の話を聞こう!」を開催
 4月19日(金)、ぱる★てらすで、特定非営利活動法人APLA(あぷら)より寺田俊さんを講師に迎え、フェアトレードの学習会を開催しました。
 

 APLAは、日本を含むアジアの各地で、農業を軸にした地域支援や、国境を越えた人々の交流、民衆交易の場を広げる活動を行う国際NGOで、パルシステム埼玉平和募金の募金先団体でもあります。


 最初にコーヒーの産地の紹介とコーヒークイズ、飲み比べを行いました。寺田さんによると、コーヒーは、種類が同じでも育つ環境や土壌によって味が異なるとのこと。パルシステムが扱っている、同種の豆からできたラオス、ペルー、東ティモールのフェアトレードコーヒーを飲み比べ、風味や酸味の違いを確かめました。


コーヒー豆をほぼ輸入に頼っている日本ですが、
輸入量は世界で第3位だそうです

同種の豆でも産地によって
酸味やコクがずいぶん違います

 豆の焙煎にも挑戦しました。
 焙煎に使用したのは東ティモール産のコーヒー豆。東ティモールは、独立してからまだ17年のアジアでいちばん新しい国で、国民の約7割が30歳以下という、若い力のあふれる国ですが、子どもたちの栄養不足が深刻な状況だそうです。石油などの天然資源を除くとコーヒーの生産が主な産業になっており、人口の約4分の1がコーヒーの生産に従事しています。寺田さんは、現地でのコーヒー栽培の様子を説明し、若手リーダーの育成や長期的な安定と自立の支援など、コーヒーだけに頼らない地域づくりを目指したAPLAの活動を伝えました。


焙煎の前に生豆の選別作業を体験
虫食いや欠けなどの欠陥豆は味に大きく
影響するので現地でも選別は重要な作業です

寺田さんの指導で焙煎開始

生豆(グリーンビーンズ)の状態から…

少しずつ色が変わってきました


焙煎するにつれ、酸味が減少し、
コクと風味が増してきます

好みの焙煎度合いになったら
一気に冷まします

 コーヒーは焙煎、挽く、淹れるときの3回香りを楽しめるそう。 手動のミルで焙煎した豆を挽き、コツを教わって抽出すると、コーヒーから立ち上る香りが会場を満たしていきます。淹れたての一杯をいただきながら、寺田さんに国や地域を越えた若手農業者交流や、フェアトレード(公正な貿易)にとどまらない顔の見える関係を重視する民衆交易の話をお聞きしました。
 参加者からは、「楽しくコーヒーについて知ることができて良かった」「国境を越えたつながりや民衆交易についてとても勉強になった」との感想が聞かれるなど、充実した時間を過ごしました。


細口のポットでお湯を静かにやさしく注ぎます

感動ものの膨らみ方は鮮度の証!


心も満たされますね

 
 次回開催予定 6月28日(金)草加市文化会館 
        「バングラデシュを知る ~カレー作り~」