「被爆者のこえを聞こう。被爆80年を前に」を開催
2024.12.19
2024年12月4日(水)ぱる★てらすにて、埼玉県原爆被害者協議会「しらさぎ会」理事の服部道子さんをお招きし「被爆者のこえを聞こう。被爆80年を前に」を開催しました。
この講座の広報前に「日本被団協にノーベル平和賞」といううれしいニュースが飛び込んできました。
服部さんをはじめ被爆者の方々がたゆまず「被爆の証言」を続けてこられた成果だと心よりお祝い申し上げます。
服部さんからはお話の前に「一筆啓上(別リンク)」と今回の被団協ノーベル賞受賞についての思いをまず皆さんにお伝えしたいとメッセージを頂きました。併せて「核兵器をこの世から無くすよう皆さんも頑張ってください」とも。
講座では服部さんご自身が描かれた絵とともに被爆当時の様子を語って頂きました。
被爆当時のお話はいつ伺っても胸ふさがれる思いがします。
言葉にできないこの悲惨な出来事は過去のことではありません。
日本だけのことでもありません。
質問タイムにもお話が出ましたが1954年マーシャル諸島の水爆実験など多くの方々が犠牲になっています。
この時マグロが店頭に並ばなかったことに国民が疑念を抱き、政府が真相を発表せざるを得なくなったとも。こえをあげること。それが大事だとも伺いました。沈黙は容認したことになります。
私たちはこれからも引き続き「核廃絶」が現実のものになるようこえをあげ続け、できることをしなければと改めて思いました。
参加者アンケートにはノーベル平和賞受賞のお祝い、励ましの言葉など書いていただきました。
ご参加くださった皆さまありがとうございました。