「原爆の図丸木美術館」学芸員トークを開催
2024.8.15
平和・国際委員会では、「SDGs×ピース」ウイークの企画として、7月29日(月)ぱる★てらすにて「原爆の図丸木美術館」学芸員オンライントークを開催しました。
東松山市にある丸木美術館は、「原爆の図」を誰でもいつでも見ることができるようにという思いで建てられた美術館です。丸木美術館の学芸員であり、専務理事でもある岡村幸宣氏に、「原爆の図」15点すべてを丸木夫妻の残した言葉とともに解説いただき、見どころや制作の背景、戦争の悲惨を訴え、平和を願う丸木位里・丸木俊夫妻の思いをお話しいただきました。
岡村さんの解説を聞くことで「原爆の図」の理解が更に深まり、民衆の力で伝え続けてきた「丸木美術館」「原爆の図」の存在の意味をあらためて感じ、平和への思いを強くしました。
丸木美術館は、比企丘陵の緑豊かな自然の中の、都幾川のせせらぎも聞こえる穏やかな場所にあります。来年9月より改修工事のため、2027年春まで美術館は一時閉館の予定とのことです。現在の美術館での展示を見学したい方は、来年の8月までに訪れてはいかがでしょうか。
“ぜひ東松山の丸木美術館を訪れて、ゆっくりと時間を過ごして丸木夫妻の残した仕事を現在に結び付けていただけたらとてもうれしい”(岡村氏)