「ガザ危機 いま、そしてこれから 中高生向け」講座を開催

2024.8.20

 2024年7月31日(水)ぱる★てらすに国境なき医師団日本元会長・井田さまをお迎えして「ガザ危機 いま、そしてこれから 中高生向け」講座を開催しました。今回は夏休み中ということもあってか小学生の参加もありました。

 昨年10月7日のイスラエルのガザ侵攻以来、状況は日に日に悪化し、人道回廊や避難所を設けてもそこを攻撃するという報道もあります。
 講師の井田さんは、このイスラエルのガザ侵攻は戦争ではなく「虐殺」であり、国際法上も決して許される行為ではないこと、「私たちにできることは何か」と穏やかな語り口ではありながら、強く訴えかけていました。

 また政情不安、気候変動などにより命を奪われる多くの方々にも目を向け、この「ガザ危機」は決して遠い国の出来事ではないともおっしゃいました。それは「食料自給率」が低く、多くの物資を輸入に頼っている日本のような国は、食料調達もむずかしくなるということです。

 パルシステムの「食の安全・安心」は世界が平和であってこそ。
「国境なき医師団」の1999年ノーベル平和賞受賞時のスピーチ「言葉が常に人命を救えるわけではありませんが、沈黙は確かに人を殺し得ます」も紹介されました。
 私たちにできることは何か、考え行動する指針のひとつと理解しました。

 最後に今回の侵攻により犠牲になった「人道支援」を届けていた井田さまの同僚の方々 ガザの多くの方々に心より哀悼の意を表します

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