吉永小百合主演「いのちの停車場」上映会を開催

2024.11.29

 11月19日(火)蕨市立文化ホールくるるにおいて、いきいきネットワーク主催で、吉永小百合主演「いのちの停車場」上映会を行いました。当日は、いきいきネットワークの応援者と一般組合員の合計96人の参加となりました。

                                                      

(C)2021「いのちの停車場」製作委員会

 この作品は映画化の前年に小説が発表され話題となり原作者は現役の医師です。

 吉永小百合演ずる主人公の医師は東京の救命救急センターから生まれ育った金沢の小さな診療所で在宅医療に取り組む事になりました。治療が難しい人たちへの在宅医療に向き合う中で、患者の生き方を尊重する治療や最期を家族で過ごす大切さを描いています。

 一方で共に暮らし始めていた父親が病に倒れ、いのちの終(しま)い方に直面し迷い葛藤する主人公。診療所の院長役は西田敏行さんが演じられていました。

 上映会を開催するにあたりACP(人生会議)という言葉を知りました。将来の変化に備え、医療及びケアについて患者を主体にその家族や近しい人、医療・ケアチームが繰り返し話し合いを行い患者の意思決定を支援するプロセスとのことです。

 この映画から在宅医療・ACPについて理解を深め、そして死生観を考えるきっかけとなりました。ご参加された組合員の方々、ありがとうございました。

                                                                   

※上映会は、パルシステム共済連「福祉・たすけあい助成金」を使用し開催しました。

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