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2019年8月30日 DV被害「支援者養成基礎講座」【3日目】を開催
 8月28日(水)ぱる★てらすで、特定非営利活動法人パープルネットさいたま(※1)主催の「支援者養成基礎講座~DV被害をうけた女性と子どもに寄り添う~」の第3回目を開催し、16名が参加しました。
 3日目も講師にNPO法人女性ネットSaya-Saya(※)をお迎えし、「危機介入」、「子どもへの虐待」、「高齢者・障がいを持つ人々」について学びました。

 最初は、危機介入についてのお話でした。危機介入が適切に行われることにより、その先につなげることで被害が防げる、ということ。
 そのために支援者が出来る事を学びました。主には電話相談や、実際の相談の時においての傾聴についてです。
 講師の経験談を交えて、とてもわかりやすやすかったです。今すぐ実践できる内容でした。

 ロールプレイングでは学んだことを取り入れて、各グループとも素晴らしい内容でした。講師から、その先に起こりうる可能性のある事例のアドバイスもあり、とてもわかりやすく教えていただきました。
「傾聴とは」を学べたことは、生活の中でも取り入れられるのでとても勉強になりました。


 後半の「高齢者・障がいを持つ人々」では、高齢者・障がいを持つ人々等、いわゆる「弱者」は社会的孤立・排除を受けやすいことを改めて考えさせられました。
 児童虐待に比べて高齢者はメディアでの報道が少ないけれど、潜在的なケースはかなりの件数に上ると推定されるそうです。
 その原因は息子や孫などの家族と同居されてる高齢者が多く、虐待する側もされる側も虐待の事実を隠す傾向が強いとのこと。高齢者が最も頼りにしている家族や身近な人からの虐待が多く、傷が大きいことがうかがえます。
 こうした虐待を発見するには、高齢者本人のごく自然な行為に対する極度の怯えや、立ったり座ったりという日常的な生活動作での不具合などといったことに注意する必要があります。
 保健師、ホームヘルパーなどによる発見が期待されますが、発見後、虐待を行う家族への介入は非常に難しいという現状があります。
 暴力的な行為だけではなく、現金や資産を奪う目的で、持ち主が知らないうちにまたは持ち主の許可なく使用したり管理をしたりする経済的搾取とういう虐待についても教えていただきました。
 そして悲しいことに、障がいを持つ人々への問題は地域社会が後回しにしがちだと話されていました。
 障がいを持つ人々への偏見・差別をなくす教育を子供の時からしていくことが大切です。


 毎月第3水曜はパープルネットさいたま主催で「支援者カフェ」をぱる★てらすで開催しています。お茶を飲みながら、気軽にDVについて考える場としています。子育てサロンや、認知症カフェ、介護者サロンなど開催している方、「もしかしたら?」と思ったことや、相談を受けたけれどどうしたらよいかわからないなど、悩んだ経験はありませんか。
 様々な支援をしている方どなたでも参加できます。ぜひお気軽にお立ち寄りください。
「支援者カフェ」のご案内はこちらから

 支援者養成基礎講座と支援者カフェは、COOP共済「地域ささえあい助成」の協賛を受け、パルシステム埼玉と協同で実施しています。

(※1)パープルネットさいたまは、埼玉県が養成したびーらぶインストラクター(DV被害を受けた女性と子どもが同時並行で学べる心理教育プログラム)の団体で、暴力に悩む女性と子どもをサポートする活動を行なっています。
    詳しくはこちらをご覧ください。
(※2)NPO法人女性ネットSaya-Sayaについてはこちらをご覧ください。

     今後の「支援者養成基礎講座」の詳細はこちらから