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2019年7月31日 「埼玉のお茶 摘んでもんでin増岡園」を開催
 7月21日(日)、埼玉産直協議会『農・彩・土』(※)の賛助会員で狭山茶を生産する増岡園(入間市)で、茶摘みと手もみ紅茶の体験を行ないました。当日はあいにくの小雨でしたが、12世帯35名が参加しました。
 増岡園の園主・増岡伸一さんから狭山茶の特徴のお話を伺ってから、2グループに分かれて茶摘みと紅茶の手もみ体験を行ないました。


 増岡さんより茶畑でお茶の摘み方の指導を受けながら、新芽を摘み取り、蒸れないように紙袋に入れていきます。「この芽を摘んでよいのかな?」と慎重になる参加者ですが、その横でパッパッと摘んでいく増岡さん。「慣れると両手で摘めるようになりますよ」と参加者とお話をしていました。


 お茶摘みをしながら、増岡さんは有機栽培についてお話をしてくださいました。増岡園では化学農薬や殺虫剤、除草剤を使わず、有機質肥料のみで栽培を行なっています。お茶の葉には虫が寄りやすく、化学農薬を使用しないで栽培することは不可能と思われていました。しかし、1972年から地域資源による昔ながらの有機栽培を始め、今日まで続けたことで、お湯を注ぐことで茶葉から黄みかかった水色が抽出され、口内に渋みが残ることなく後味にほんのりとした甘さと風味が広がるお茶が生まれました。休憩時に増岡園が用意してくださった水出し緑茶を飲むと、その味に参加者は納得。普段からあまりお茶を飲まないというお子さんも「おかわり!」と、どんどん飲んでいました。

 紅茶の手もみ体験では、お茶の手もみの達人である増岡さんの息子さんが指導してくださいました。摘んだ茶葉を力入れてもみ込むことで次第にカテキンが発酵して変色し、ほんのり紅茶の香りが漂います。ここからさらにもみ込んだ後、数日から一ヶ月ほど乾燥させて発酵を促しますが、参加者はもみ込んだ茶葉を持ち帰り、ご自宅でお手製の紅茶を完成させます。


 実は緑茶も紅茶もウーロン茶も、同じ茶葉から作られることをご存知でしたか?お茶は茶葉の製造過程・発酵により、できあがるお茶の種類が変わります。作業が終わった後、参加者は増岡さんに淹れていただいたお茶を飲みつつ、お茶についての質問や、交流を楽しみました。


(※)埼玉産直協議会『農・彩・土』
 『農・彩・土』は、2011年に産直産地の沃土会と南埼玉産直ネットワーク、パルシステム連合会、(株)ジーピーエス(パルシステムの青果と米の子会社、パルシステム埼玉の5団体で設立。交流を通じて地産地消をすすめ、県内農業と環境を守ることを目的としています。産地交流をはじめ、料理教室、産直商品の開発など活動は多岐にわたります。