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2019年7月1日 「ほんもの実感」「おいしい」学習会~乳製品編~
 6月25日(火)ぱる★てらすで、パルシステム埼玉主催「ほんもの実感」くらしづくりアクションの一環として、乳製品学習会を開催しました。
 「ほんもの実感」くらしづくりアクションとは、「消費者一人ひとりの“選択”が、社会や環境を変える力になる」という呼びかけのもと、パルシステムの「商品づくりの基本」に沿って作られた商品(=ほんもの)の利用を広げる運動です。今回はパルシステムの商品の牛乳・ヨーグルトについて、PLAの関口幸子さんと金子悦子さんを講師に、学習しました。


 始めに、牛乳のお話をしました。一般的な牛乳は、搾乳後に120℃以上で2~3秒加熱する「超高温殺菌法(UHT法)」を行なっています。これにより牛乳の中の菌類がほぼ死滅するため、消費期限が2~3週間と長期間保存ができます。しかし、牛乳嫌いな子どものほとんどの理由である「独特な香り」が出てしまうという短所があります。
 パルシステムでは、しぼりたての生乳本来の風味をできるだけ損なわずに仕上げるため、72~75℃の低めの温度で15秒加熱して悪い菌だけを死滅させる「パスチャライズド製法」を行なっています。消費期限は短くはなりますが、この製法により生乳に近い風味のコクがあるのにさらっとした飲み口となります。
 次にヨーグルトのお話がありました。パルシステムの『こんせんプレーンヨーグルト』の原材料を見てみると、書かれているのは「生乳」のみ。しかも、『こんせん72牛乳』の産地でおなじみの北海道根釧地区の生乳を使用しています。一般的なヨーグルトは、成分調整に脱脂粉乳を使用することがありますが、『こんせんプレーンヨーグルト』は生乳と乳酸菌のみを使用し、脱脂粉乳は使用していません。シンプルなだけに、ヨーグルトの固さや風味の調整に手間はかかりますが、酸味を抑えたマイルドな味わいと、なめらかな口当たりは、料理に使っても、赤ちゃんの初めてのヨーグルトにもおすすめです。

 各産地では酪農家が搾乳機や牛舎の衛生管理の徹底、一部の産地では輸入に頼っている飼料を非遺伝子組み換えのみを選ぶなど、牛乳やヨーグルトに使用される原乳の品質を向上させるために努力をしていますが、課題は山積みです。関口さんは、私たち組合員が産地を支える取り組みとして、産地で使うタオルの回収を呼びかける「タオルを贈る運動」や、生産者と組合員の「お互いに顔の見える関係」を築くために産地ツアーや学習会など、産地と交流を持つことを挙げました。


 学習会の後は、牛乳とヨーグルトの食べ比べが行われました。用意されたパルシステムの牛乳4種類、ヨーグルト3種類の商品名を全て伏せ、参加者はじっくり比較しながらどの味がどの商品なのか考えました。普段から愛飲している牛乳、初めて試す牛乳やヨーグルトなど、なかなか食べ比べる機会はないことで、参加者同士で盛り上がりました。