NEWS Topics

2019年4月16日「学んで、選ぼう!パルの産直!」を開催
  パルシステム埼玉は、4月4日(木)ぱる★てらすで「学んで、選ぼう!パルの産直!」を開催しました。

 今回の学習会では、パルシステムの青果・米に対するこだわりやエコ・チャレンジ基準、産地の取り組みについて学びました。講師として、パルシステム連合会より江川淳様、株式会社ジーピーエスより工藤友明様、生産者側より株式会社野菜くらぶの毛利嘉宏様と竹ノ内光昭様をお招きしました。

 はじめに江川さんより、パルシステムの強みのひとつとして、生産者と組合員の相互交流が活発であることがあげられ、「農薬を減らすことで、生産者がどういったリスクがあるのか、生産効率を上げるためにどういう工夫をしているのか、消費者がしっかり認識することが大切です」と江川さん。
安全安心な食べ物というと、食べ物側の考え方に偏りがちですが、生産者と一緒に取り組み相互理解を深め信頼関係を深めることで、持続的な農業につながるとのこと。
 続いて農薬に関するリスクとパルシステムの農薬削減の考え方『農薬削減プログラム』についてお話しされました。その中で、パルシステム独自の農産物ブランド「エコ・チャレンジ」基準の見直しについてお話され、これまで以上に生産者とともに取り組んでいくことを参加者に伝えられました。

 工藤さんからは、「農業」と「農薬」を取り巻く現状についてお話しいただきました。
「すべての農薬を排除することで別のリスクがあります」と工藤さん。まずは農薬をしっかり管理し、そこから使用回数を0に近づけることがエコ・チャレンジとコア・フードにつながると話します。このほか、土壌くん蒸剤や除草剤のメリットやデメリットについて農家の高齢化問題と労力軽減などの観点も踏まえながら、わかりやすく説明されました。

「ぜひ草取り体験をして、生き物を観察してみてください」

 最後に毛利さんと竹ノ内さんから野菜くらぶの紹介と野菜を作る上でのよかったこと、大変なことなどお話しいただきました。
野菜くらぶは安定した野菜の供給に向け、8つの県で産地間ネットワークを築いており、新規就農希望者への支援も積極的に取り組まれています。パルシステムとのつながりが約20年を迎える中、お2人からメッセージをいただきました。

毛利さん
「市場流通と違い、食べる人がわかるのでとても作りがいがあります。これからも産直に一緒に取り組んでいきます」

竹ノ内さん
「生産者として食べる人がわかって、声が聞けることがやりがいになります。組合員の皆さんから、いろんな言葉をいただけるようになり、励みになっています。」
 竹ノ内さんが意識していることは「健康的でおいしい野菜を作ること」。人間も野菜もミネラルなど栄養が大切です。健康的に育てていれば、結果的に使用する農薬が減ると考え、これからも食べる人のニーズに応えられよう、チャレンジを心掛けていると竹ノ内さん。
お話しいただいた後は、質疑応答とエコ・チャレンジの青果を試食しました。参加者は学習会の内容を思い出しながら、野菜と果物のそのままのおいしさを感じました。

 参加者の感想(一部抜粋)
・自分の手元に届くまで、どういう取り組みがされているかわかった。
・パルシステムの産直は「双方向性」が強みというのが印象的でした。
・産直の基本的な話から、生産者のお話も聞けてよかった。
・改めてエコ・チャレンジの環境への影響と重要性がわかりました。