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2018年11月29日「いろんなたまごがあるんです!」 タカハシ養鶏場編を開催
 11月23日(金)ふじみ野交流センターで、パルシステムのたまごの産地、タカハシ養鶏場の髙橋光正さんと髙橋洋平さん、パルシステム連合会 産直開発課の鈴木里那さんを講師に迎え、パルシステム生産者・消費者協議会 産直連続講座「いろんなたまごがあるんです!」タカハシ養鶏場編を開催しました。
 

 パルシステムのたまごの産直比率は100%。すべて提携産地から届けられています。鈴木さんは、①PHF(ポストハーベストフリー)やNon-GMO(非遺伝子組換え)のとうもろこしを配合した飼料、②できるだけ自然に近い環境で育てる光と風の入る鶏舎、③低温輸送などの徹底した品質管理、④容器のリサイクルや環境保全といった地域貢献の4つのポイントをあげ、産地の取り組みを説明しました。また、『コア・フード平飼いたまご』と『産直たまご』『産直こめたまご』のそれぞれの特徴を伝えました。  
 

パルシステム連合産直開発課
たまご担当の鈴木里那さん
「黄身の色は飼料によって異なります。栄養や
おいしさに影響はなく、産地の個性が出るんです」

 続いて代表取締役の髙橋さんより、タカハシ養鶏場についてお話しいただきました。
 埼玉県深谷市にあるタカハシ養鶏場では約36万羽の鶏を育てています。パルシステム向けのたまごを生産する花園農場での1日の仕事の流れを画像で確認し、飼育のこだわりと取り組みをお聞きしました。
 タカハシ養鶏場では、初生雛から自社の専用農場で若鶏まで育て、その後、風や自然光が入る開放鶏舎に移動させて飼育します。全国でも暑さの厳しい深谷市ですが、夏には気化冷却を活用したクーラーを使用し、一年を通して鶏が快適に過ごせる環境を作っています。飼料は非遺伝子組み換えのとうもろこしと大豆を主に飼料米、木酢酸など独自で配合しているそう。高橋さんは、「良い鶏、良いえさ、良い管理が良いたまごを作る」と話します。
 衛生面でもしっかり管理されており、集卵後はオゾン水で洗卵し、ひび割れなどの選別を経て10℃以下で保管しているとのことです。ほかにも、1日30トン出る鶏糞を堆肥化して近くの畑やパルシステムの産直産地、南埼玉産直ネットワークに肥料還元するなど、地域の環境保全にも努めています。
  講義後は、「日本人は1年で約何個のたまごを食べる?」「コレステロールは人間に必要?」「鶏には歯がある?」など、たまごのQ&Aで大いに盛り上がり、質疑応答では次から次と髙橋さんへ質問が飛び出しました。


タカハシ養鶏場代表取締役
髙橋光正さん


 検卵で除かれた、殻ができず軟らかいたまごや通常の半分くらいの大きさのたまごなど、いろいろなたまごを用意していただき、それらを割ってみると、黄身がふたつあるもの、血液が混じっているもの、中には黄身が無いものもあり、参加者から驚きの声が上がっていました。

 試食交流会では、食育サポーターの渡辺正子さんと神地由美さんに調理していただいたスパニッシュオムレツやゆでたまごを味わいながら、和やかに交流を深めました。今回の学習会には小学生の参加もあり、「とてもわかりやすく、たのしくおもしろかったです。とてもべんきょうになりました」と感想を聞かせてくれました。


1.軟卵(右上) 2.二黄卵 3.極小卵 (無黄卵)
4.ピンプル卵(右下 殻にブツブツの突起がある)
5.血玉(血液が混入している)

軟卵は皮がゴムのように柔らかく不思議な感触


左下は二黄卵

黄身がない無黄卵


髙橋さんはどんな質問にも
ていねいに答えてくださいました

参加者の感想
・こんなに大切にされている鶏たちのたまごを食べられて幸せです
・おいしい安全なたまごが生産されていることがよくわかりました。
・鈴木さんのお話も高橋さんのお話もとてもわかりやすかったです。
・鶏の生理を尊重した飼育、えさ、丈夫なヒヨコから育てるなど、さまざまなこだわりを持ってたまごが私たちのもとにとどけらていることがわかり、有意義な時間を過ごしました。

たまごパックについて
たまごの容器は通気性がよく通気性がよく、輸送中の衝撃を弱める効果が高い「モールドパック」を使用。パックは回収し、リサイクルしています。使い終わったらそのまま通い箱に入れてお戻しください。 たまごの品質を保つため、ご家庭でもパックのままで保管するのがおすすめです。