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2018年11月19日 「認知症予防を考える」を開催
 10月29日(月)、埼玉会館で、パルシステム共済連たすけあい活動助成金(※)を使用し、「認知症予防を考える~自身や家族が認知症にならないためにできること~」を開催しました。 獨協医科大学 看護学部 六角僚子教授を講師にお迎えし、当日は71名に参加いただきました。  
  
 ※パルシステム共済連たすけあい活動助成金…CO・OP共済《助け合い》剰余を、よりよい地域社会の構築に向けて、福祉活動や健康維持活動などを助成というかたちでサポートするもの
     



 講演内容は、小規模の民家型一般デイサービスセンター「お多福」での生活を中心に認知症の種類、認知症を起こす疾患、認知症の症状などを説明していただきました。
 見当識障害(現在の日時、自分がいる場所、周りの人と関係などが正しく認識できない状態)や失認(視聴覚に異常がないのに、目の前にあるもの聞いたものが何であるかわからなくなる状態)などにより、認知症の人は、「不安」になり、失行(目的をもった行動がとれない状態)を繰り返します。しかし、体で覚えた記憶は再生可能なので、「物を手渡す」と正しい行動が取れることもあります。たとえば、料理の手順はわからなくなっていても、包丁とりんごを渡すと、上手に皮をむきます。介護をする家族に認知症の知識が少しでもあれば、適切な援助ができるのだな…と思いました。
 2時間半の内容をここにすべて記載することはできませんが、「認知症を知る」ことの大切さを再認識した学習会でした。 また、予防の面では、人との関わりを絶たないこと、食生活(青魚・ポリフェノールなど)、運動が大切とのお話でした。今回も拡大学習会として多くの皆さんにご参加いただきありがとうございました。

        
講師:独協医科大学 看護学部 在宅看護学部領域教授 六角僚子氏
プロフィール
独協医科大学 看護学部 在宅看護学部領域教授、博士(人間科学)、看護師、保健師、介護支援専門員、老年看護学専攻。老年看護学を専攻し、「日本認知症ケア学会」第1回、第2回、第7回、第8回「石崎賞」受賞。
『高齢者のケアの考え方と技術』『認知症ケアの考え方と技術』(医学書院)『認知症介護 介護困難症状別ベストケア50』(小学館)など、著書多数。