住まいの断熱で「がまんしない省エネ」を開催
2025.2.28
2/25(火)ぱる★てらすにて、環境・エネルギー問題の第一人者であり自らエコハウスで暮らす、断熱ジャーナリストの高橋真樹さんをお迎えし、住まいの断熱で「がまんしない省エネ」をテーマに、住まいの断熱が私たちに与える恩恵についてお話をうかがいました。
高橋さんの熱い想いと具体的な事例を通じて、断熱の重要性やそれがもたらす快適な暮らしを参加者の皆様は改めて実感できたのではないでしょうか。

講演では、日本の多くの住宅は無断熱または断熱性能が低い現状にあり、このことが健康リスクを高めていると話がありました。特に、アルミサッシの普及が結露やカビの原因となり、さらなる健康問題を引き起こす要因となっているそうです。
寒い家では、ヒートショックやアレルギーのリスクが増大し、高い断熱性能を持つ住環境が求められています。また、エコハウスは、長期的には光熱費の削減につながり、トータルでの得をもたらすことができるとのことでした。
既存住宅の断熱改修に関しては、まず窓の内窓設置から始めることが推奨されていて、その後の断熱強化は地域経済や健康寿命にも寄与するとのことです。
学習会では地球温暖化対策、エネルギー節約、健康増進と、まさに一石三鳥のメリットを享受していただきました。今日の講演で得られた知識を、ぜひ住まいづくりや暮らしに活かしていただけることを期待しています。