「産直連続講座 あいづグリーンネットワーク編」を開催

8月2日(金)、ふじみ野交流センター(富士見市)で、パルシステム生産者・消費者協議会 産直連続講座「あいづグリーンネットワーク編」を開催しました。


あいづグリーンネットワーク事務局
高橋弥生さん

講師に、あいづグリーンネットワーク(丸果会津青果株式会社)事務局の高橋弥生さんを迎え、生産物をはじめ、産直の流れ、2011年の東日本大震災直後の困難な状況とその後の取り組みについてお話しいただきました。
あいづグリーンネットワークは、福島県西部に位置する自然豊かな会津地方にあります。「会津の農地を守る」を理念に、安全・安心な農産物の生産をすすめ、生産者と販売先を結ぶ役割を担い、パルシステムには野菜全般のほか、柿、ぶどうなどを供給しています。

もともと遊休農地の多かった福島県ですが、2011年の原発事故以降、福島を離れる人が多くいることから農業の担い手と労働力の確保、農地を維持することさえも困難になるなど、生産現場は厳しい環境に陥ったそうです。高橋さんは、ご自身が兼務する「ふくしま梨ネット」(2012年設立)が行なった、高圧機での梨の樹皮洗浄、鎌で表面の皮を削るなど、放射線量能低減の取り組みを話し、原発事故後からこれまでの復興の経緯を説明しました。
今後に向け高橋さんは、「高齢化による後継者問題など大きな課題はありますが、あいづグリーンネットワークは、これからも会津の農地を守っていくために、生産者や販売先との信頼と絆を大切に、一丸となって消費者に安全なものを届けていきたいです」と参加者へ伝えました。

後半は料理教室を開催し、食育サポーターの中島園子さんの指導で、あいづグリーンネットワーク産の夏野菜をたっぷり使ったポークジンジャーと福島県の郷土料理「ひきないり」を作りました。


食育サポーター
中島園子さん

 

 

本日のレシピは下記より
夏野菜ポークジンジャー
ひきないり
 

 

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