能登半島地震への復興支援

募金活動

2024年1月8日~2月9日の期間にパルシステムグループで被災者支援を目的とした「令和6年能登半島地震緊急支援募金」を呼びかけ、パルシステム埼玉では3,407万332円(関連団体等を含めグループ全体で2億6,177万4,483円)の募金が集まりました。パルシステム埼玉 樋口理事長は、各パルシステムグループの代表者と3 月の贈呈式に赴き、寄贈先団体を訪れました。

なお2022年度の公開確認会から交流がある「JAのと」(当時JAおおぞら)より組合長や職員が蕨本部に来られ、募金等支援の御礼とともに復旧、復興の状況などを語ってくださりました。

 

物資提供

フードドライブ活動などで協力関係にある特定非営利活動法人フードバンク埼玉の要請に基づき、2024年1月5日に飲料水約400kgを提供しました。また、埼玉栄中学・高等学校の総合探究部に協力し、石川県能登町で実施した子ども食堂に『産直たまごのふわふわスープ』を支援物資として提供しました。

 

人的支援

日本生協連を通じて全国の生協に配達支援の依頼があり、3 月にパルシステム埼玉の職員2 人が配達支援に入りました。
また、半年が過ぎ、今なお支援の手が不足している現状に、パルシステムグループは「被災地NGO協働センター」「JAのと」への人的支援を2024年7月より開始。9月までの間にパルシステム埼玉からも10人の職員が支援に入りました。

また9月21日の記録的豪雨により新たな被害が発生したことで、11月まで支援を延長し、埼玉からも新たに職員3人が支援に入りました。

 

食べて支える

パルシステムの産直産地「JAのと」では、震災前生産者53名で計82haの棚田で『能登棚田米こしひかり』を作っていましたが、震災により一部の棚田が崩落。生産者やJA職員も被災、米倉庫などの設備も故障してしまいました。6月より2023年産米の供給が再開され、前年6割程度ですが2024年産米も作付けし、収穫に向け米作りを行っています。苦難の中でも前を向いて米作りに取り組んでいる産地への支援を今後も進めていきます。

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