2019年度助成団体 iと愛のげんしりょく防災(吉見町)視察報告

 11月29日(日)午前9時半より12時まで、市民活動支援金助成団体iと愛のげんしりょく防災がプレ講座を開催しているところを見学させていただきました。

 会場は、滑川町にある「森の測定室・滑川」で、近所の保育士の方と園長先生、スタッフ6名が参加されていました。
講座の内容は、放射性物質の説明から始まり、原子力発電所が埼玉の近くにも多く存在するので地震などにより原発事故が起きた場合にどう行動すれば良いか、どこから情報を集めれば良いか、また安定ヨウ素剤に代わるサプリメントや海産物からの摂取方法などのお話がありました。その後、講座の内容を充実させるためには、どう説明したらよいかなど、現場で働く保育士の視点から、講師を務めた団体の代表者へアドバイスが行われました。

 

 団体のミーティングは月1回、測定室自体は週に1回開室していて、近所の保育園の園庭で実った果物などの放射能測定が未だに行われており、今は放射性物質は検出されていないとの事でした。以前に、パルシステム東京で講座を開催した実績もあることから、脱原発の必要性を訴えるためにも、当組合で組合員向けに原子力防災講座を開いて頂けると良いのではと感じました。           

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