地域貢献活動

助け合い活動

いきいきネットワーク

2017年1月17日 「認知症サポーター養成講座」を開催しました
 1月12日(木)、パルシステム埼玉は蕨市民会館で「認知症サポーター養成講座」を開催しました。
 今回の講座は、パルシステム埼玉の組合員同士の助け合い活動「いきいきネットワーク」の応援組合員が、認知症のことについて学び、いきいきネッワークの活動やふだんの生活に役立てられるよう企画したものです。拡大学習会として一般参加の組合員にも募集し、たくさんの方が参加してくださいました。


 高齢化社会の日本で問題となっている、認知症。「もし家族がなったら、近所の人でいたらどうしたら良いの?」と不安になられている方もいるでしょう。そんな時のために、認知症について正しく理解し、偏見を持たないで認知症の方やその家族に対して温かい目で見守る応援者、それが「認知症サポーター」です。
 講師に蕨市役所から田澤美佳さん、蕨市第一地域包括支援センターから土肥仁美さん、蕨市認知症地域支援推進委員の小山睦美さんをお招きし、認知症とはどんな症状か、記憶障害とは何が違うのか、支えるにはどうしたら良いのかについて教えていただきました。

始めに、介護予防サポーター・わらび元気アップ隊のみなさんによる、認知症の症状を題材にした寸劇の公演がありました。認知症のおばあさんが朝早くから出歩いていて、近所の人が声を掛けてみると「息子の嫁が朝ごはんを作ってくれないから買い物に行く」と言います。さらにおばあさんのお友達が寄ってくると「貴方は誰でしたっけ?」と名前を覚えていない。そんな認知症で見られる症状や行動、また介護者や周囲の人による対処法を、時に笑い、時に不安になりながらも、参加者は寸劇から目が離せませんでした。


 寸劇のおばあさんの発言と行動を例に上げながら、土肥さんから「何故こんな行動が?こんな発言が?」の疑問を一つ一つずつお話いただき、もし見かけた時の声の掛け方や、介護者への支援方法などについても説明いただきました。
 「認知症によっては、孤独や不安によって妄想や徘徊をすることがあります。理由が無く行動したりするわけではありません。まずは『どうかしましたか?』『どちらにお出かけですか?』などと声を掛け、焦らないでゆっくりと話を聞いてあげてください」
 認知症を患っている本人が、なによりも症状に傷ついています。「認知症は『困った人』ではなく、『困っている人』です。認知症について正しく理解し、認知症の方が自分らしく生きていけるよう、自尊心を傷つけず、受け入れていくことが何よりの支援です」と小山さんは講座を締めくくりました。

 ※この講座は、パルシステム共済連の「たすけあい活動助成金」を活用し、開催しています。