「【親子企画】食の安全性を学ぼう!第3弾」を開催

2024.10.25

 8月22日(木)、ふじみ野交流センターにて「【親子企画】食の安全性を学ぼう!第3弾」を開催し、農民連食品分析センター所長の八田純人氏より2つの食べものの実験を通して食の安全性を学びました。

                                                     

 1つ目の実験は「ハム・ソーセージの発色剤の働きを知り、その使用量を検出してみよう!」。

 2つのビーカーに、発色剤添加と無添加のひき肉を用意し、熱湯を加え変色の違いを観察。さらに各種市販のソーセージと水をビーカーに入れレンジで加熱し、使用量が多いほど色が濃くなる試薬を加え、その差を観察しました。その結果、パルシステムのソーセージには変化がありませんでした。

                                                      

                                                         

                                                     

 2つ目の実験は「割箸に含まれている漂白剤を調べてみよう!」。

 コンビニやスーパー等でもらう割箸を1㎝程にカットし、試験管に入れ熱湯を注ぎます。冷めたら、使用量が多いほど色が濃くなる漂白剤判定液を加え、差を観察しました。割箸はほとんどが輸入で、輸送中のカビ発生防止や製品の色を改善する目的で漂白剤を使用しているそうです。現在では、割箸においては規制値が設定され過剰な使用はされなくなりましたが、同じ竹や木製の食器等は基準値が未設定です。自分の口に入れるものは食べものだけではなく割箸等も含まれ、知らない間に薬剤を摂取していることに気づかされました。

                                                    

                                                     

【次回開催予定】11月30日(土) カフェ ウインドにて「ひろばカフェin三芳」

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