「皆川公美子さん 2 回目!・HSP 講演会」を開催

2025.2.21

 12月14日(土)、グローバルソフトウェア本庄文化ホール(本庄市民文化会館)で「皆川公美子さん 2 回目!・HSP 講演会」を開催しました。この講演会は本庄市より後援をいただき、講師は株式会社サステナミー代表の皆川公美子さんで、「HSPを理解して、生きやすい社会に」をテーマに講演していただきました。

                                                        


 大切なことはHSP(「Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)」の略。)は病気・疾患ではなく、生まれつきの神経特性であることです。HSP・HSC(「Highly Sensitive Child(ハイリー・センシティブ・チャイルド)」の略)は人類の20%、5人に1人の割合で存在します。また、動物にも敏感な個体が20%混在しているそうです。敏感に危険がわからないと、種が滅んでしまうので、敏感であることは種が生き残るための遺伝子の戦略でもあると生物学者が推測しているとのことです。HSPの特性はDOES(D:深く受け取る、O:刺激過多になりやすい、E:共感力が高く感情反応が強い、S:些細なことに気づきまくる)と表現されます。これらの特性は強みや才能でもあるので、ポジティブに捉えることが重要だとのことです。
 また、「自律神経と心のつながりのお話」では交感神経(逃げる・戦う神経)、副交感神経の腹側迷走神経(安心・つながりの神経)、副交感神経の背側迷走神経(フリーズ・虚脱の神経)などの神経生理学的な観点からのお話も聞くことができました。

 皆川先生のお話では、安心安全の感覚が大切であり、何歳になっても安心安全を感じる神経は開発していくことができるとのこと、HSPであっても世界中で活躍している人がいるとのことでした。
 HSPの方、そうでない方など色々人がお互いを理解し合って行きやすい社会を目指していきたいと今回の講演を通して、改めて感じました。

                                                          

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