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雑こくと豆テーマグループ

2017年11月1日 「食の匠に学ぶ雑穀料理教室」を開催
   10月26日(木)に与野本町コミュニティセンターで、「食の匠に学ぶ雑穀料理教室」を開催しました。今回の企画のために、パルシステムのオプションカタログ「ぷれーんぺぃじ」でも取り扱われている雑穀の産地、岩手県軽米町の生産者・(株)軽米町産業開発の玉田浩之さん、アドバイザーの木下侃さん、軽米町食の技認定者で食文化などの講座や調理実習の講師で活躍される関向玲子さん、関向由紀子さんをお迎えしました。


 始めに、玉田さんから、雑穀とパルシステムで取り扱われている商品『かるまい雑穀』がどんな商品なのか、説明していただきました。日本では雑穀の歴史は縄文時代にまでさかのぼり、重要な主食穀物として食べていました。昭和期に米が増産され、雑穀の消費が減っていきましたが、栄養価と食物繊維が豊富なことから最近では健康食として注目されるようになりました。また、米や小麦の食物アレルギーを持つ人も安心して食べられることから、麺やお菓子など新しい食べ方が広まっています。


 岩手県軽米町は、日本有数の雑穀産地であり雑穀の町として有名です。岩手県北部の冷涼な気候で育つ作物を(株)軽米町産業開発では有機堆肥で栽培し、化学肥料と除草剤は使いません。アワ、キビ、ヒエ、アマランサスなど、育てられる雑穀の種類は豊富で、どれもよい香り。今回はそんな雑穀を使い、関向さんよりご家庭で手軽に作れる雑穀料理のレシピを教えていただきました。
 調理したのは「黒米入り雑穀ごはん」、「温野菜雑穀入りえごま味噌のディップ」、そして岩手県の定番おやつ「ねぎ巻き(ちぢみ風)」です。関向さんからの説明の後、参加者は各テーブルで調理を開始。香ばしい雑穀の香りが部屋いっぱいに広がる中、交流をしながら作っていきました。


 参加者の中には「雑穀を食べたいけど、レシピのレパトリーが少ない」、「食事で出したいけど、家族が食べてくれない」など、雑穀に関しての悩みを抱えている方がいました。木下さんから雑穀の栄養をより上手に取る方法として、「市販品の十二雑穀などさまざまな雑穀がブレンドされている商品の中には、量を増すために必要のない雑穀が混ぜられていたり、一部の雑穀では栄養を取るのに必要な量が入っていないなど、安くするために誤魔化されているものがあります。しっかり栄養を取るなら、1種類ずつ雑穀が袋で小分けになっているものを買うことをオススメします」とお話されました。


 関向さんからは「一番手軽に雑穀を食べられる方法としたら、ご飯に混ぜることです。ただ、ご家族によっては白米じゃないと嫌だと言う方もいますよね。それは、普段の食事の見た目が変わることに抵抗があるかもしれませんね」とお話があり、「まずは雑穀一つひとつの違った栄養と特徴を知り、お好みの雑穀を見つけてみましょう。普段作っている料理に少し混ぜるなどの工夫をすると良いかもしれません」と、お茶にして飲んだり、粉末状になった雑穀をふりかけにして食事やヨーグルト、小豆と一緒におもちにかけるなど、アドバイスがありました。
 出来上がったおいしい雑穀料理を囲みながら参加者は生産者と交流し、雑穀のことだけでなく、雑穀を使ったスイーツ教室の開催要望や、軽米町のことなどを質問するなど、楽しい時間を過ごしました。