テーマ活動

知ろう!考えよう環境の今テーマグループ

2017年8月7日 「新しくなったやっぱり石けんは何が違うの?」を開催
 8月24日(木)ぱる★てらすで、4月からリニューアルした『やっぱり石けん!洗濯用粉石けん』のどんな点が変わったのか、PLAの柿添昌子さんを講師に学習会を開催しました。


 パルシステムは市販品の選択用洗剤に多く含まれる合成界面活性剤を使わない、天然油脂が原料の「石けん」をおすすめしています。しかし、手洗いやお風呂で体を洗うときに石けんを使うことが多くても、洗濯で使用することに抵抗がある組合員も少なくはありません。そんな組合員の声を聞き、もっと多くの人に使って欲しい願いから、パルシステム神奈川ゆめコープの組合員が、『やっぱり石けん!洗濯用粉石けん』の開発に協力したのです。
 「手間をかけずに使い続けることができる快適な粉石けん」を目標に、開発協力チームはメーカーと協力。そして話し合いを重ねて「袋を開けただけでも粉石けんの粉が舞う」、「冷たい水だと溶けにくい」の2点の解決策を目指しました。新しく開発された粉石けんは、粉を湿潤剤でしっとりさせ、これまで「粉状」だった石けんを小さな「粒状」に固めることで、数十センチの高さから落としても粉が飛び散りにくくなりました。また、石けんの原料に低温の水でも溶けやすい「脂肪酸」を使うことで、あらかじめ泡立てなくても直接洗濯物に振りかけて使えるようになりました。


「では、実際にリニューアルした『やっぱり石けん!』を試してみましょう」と柿添さんが用意したのは、油汚れのついた布。これを水と一緒に『市販品の合成洗剤』、『水ばしょう洗濯用粉石けん』を水とお湯で溶かしたもの、『やっぱり石けん!洗濯用粉石けん』、それぞれが入ったビンに入れ、10分間ビンを振ります。途中、石けんの泡立ちや水の色を観察すると、それぞれで変化が異なります。肝心の『やっぱり石けん!洗濯用粉石けん』を見てみると、あまり泡立ちが少ない…。「大丈夫なのかな?」と参加者が見守る中、いよいよ実験結果報告に!


参加者にも協力していただき、実験!

実験結果     
商品 泡立ち 泡切れ 水の汚れ 洗浄力
合成洗剤 ×
(ほぼ泡が無い)
×
(白く濁ったまま)

(油汚れした部分にシミが残っている)
水ばしょう洗濯用粉石けん
(お湯で溶かしたもの)
水ばしょう洗濯用粉石けん
(水で溶かしたもの)
やっぱり石けん!洗濯用粉石けん
(あまり泡が立たない)

(布についていた汚れが浮いていた)

(一番汚れが落ちていた)


 「泡立ちの良さ=洗浄力」の考えを持つ方が多く、実験結果に驚く参加者。「新しい『やっぱり石けん!洗濯用洗剤』はあまり泡立たないのに、汚れがきちんと落ちることが特徴です。泡が残らずに水も汚さないことは、水環境の汚染を防ぐことにもなります」と柿添さんは説明しました。また、「服の香りをよくするために、香り成分が洗剤に混ぜられているものが多くあります。しかし、衣類にその成分が残っているということは当然肌にも触れ、アレルギーやアトピーなどが発生する恐れもあります。もし石けんで洗濯をする際に香りが欲しい場合は、エッセンシャルオイルを2、3滴ほど入れることをオススメします」とアドバイスをしました。


赤い丸の部分が油汚れがあった部分

ブルーライトを当てると、衣類についた洗剤の残留がわかります

 参加者には子育て中のお母さんから、これから石けんで洗濯に挑戦したいと思われている方など、さまざまな方がいました。学習会の後は、石けんのことで気になることや、上手に石けんと付き合っていくコツなど、活発的に質疑がありました。