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2018年6月8日 「パルシステム埼玉平和募金の使いみち」を開催
  5月18日(金)、「パルシステム平和募金」の支援先のひとつ、特定非営利活動法人シャプラニールの東京事務所を訪問しました。担当の上嶋さんよりシャプラニールの支援先のバングラデシュの様子と、「パルシステム埼玉平和募金」がどのように使われているのかをお話いただいた後、シャプラニールが取り組む「ステナイ生活」のボランティア体験を行いました。

 DVDを中心に今回はバングラデシュのようすをうかがいました。  
 1971年にバングラデシュが独立し、その翌年に設立されたシャプラニールは、バングラデシュの発達とともに歩んできたと言えます。シャプラニールは主に子どもと女性の自立を支援していて、支援の広がりにはまず市民一人ひとりの意識の改革が大事だそうです。そのためにできること、すべきことは何か。私たちが支援できることとして、今回のようなイベントに参加してみる、ボランティアをしてみる、スタディツアーに参加してみるなど、たくさんあると思いました。
 課題としては、児童労働の削減、未就学児の支援などが挙げられます。20人に1人はストリートチルドレンで、その大部分が男の子です。では女の子は?10万人以上が家事使用人として働き、ほとんど学校には通えず、子どもの権利が護られていない現状があります。雇い主の意識や大人の意識が変わらなければ児童労働の実態は変わらないとのこと。シャプラニールでは、実態を分ってもらうために、キャンペーンやデモをしたり、大人に対しては、防災マップを一緒に作る、避難訓練をするなどして理解を深めてもらうようにしているとのだそうです。
 1974年からはフェアトレード品を販売し始め、シャプラニールが、この「フェアトレード」という言葉を日本で一番最初に使い、定着させたのではないかということでした。
 
 休憩時間にスタッフ、ボランティアの方々と歓談しました。中には、最初は見学や体験で訪れ、それからボランティアとして通っているという方もいらっしゃいました。 「ステナイ生活」のボランティア体験は未使用の60円切手を50枚ずつ模造紙に貼っていくこと。まとめて郵便局に持参することで郵便料金として使用できます。寄付された切手を金額ごとに分けるのも事前にボランティアの皆さんがして下さっていました。 ほんの少しの時間でしたが、バングラデシュの子どもたちの現状を知ることができました。特に学校へ通えないという状況は「祖国」がなくなることにも通じるのではないかと思わされます。 シャプラニールのキャンペーン「すべての子どもたちに教育を」は、私たちにも当てはまるし、バングラデシュだけの問題ではないと改めて考えさせられました。
 お忙しい中、貴重な体験をさせてくださったシャプラニールの皆さまに改めてお礼申し上げます。 ありがとうございました。


切手を台紙に貼るボランティアを体験

【参加者の報告書より抜粋】
 取り組みについて
 ・「ステナイ生活」とても大事と思いました。
 ・何年か前に訪問した時も同じように無駄を省いたオフィスで所せましと業務を行なっていました。
 ・子どもたちへ具体的なフォローをしていくことを考え続けていると思いました。
 ・子どもたちへは知識の習得を支援、大人には教育の大切さを伝える。貧困のない社会をつくるため、子どもたちの将来のために重要な取り組みだと思います。
 ボランティア体験の感想
 ・今回は集まった60円切手を50枚ずつ台紙にはるお手伝いをしました。大きさも絵柄も様々で楽しく作業できました。
 ・切手の大きさが様々で数を正しく貼っていくのは大変。ボランティアは必須だと思いました。
 ・使用済みの切手を集めていましたが、持ってくるのを忘れて申し訳なかったです。
 募金の意義について感じたこと
 ・家事使用人として働く少女たちに文化教育支援のためにもこつこつと集めて募金につなげたいです。
 ・児童労働問題など解決するには長い時間がかかると思います。募金を通して息の長い支援が続けられると良いと思いました。
 ・オフィス自体も善意によって借りられている場所。活動を続けていくには職員にも厳しい環境と思います。
 ・平和募金は子どもたちを助けていく為の活動を継続していくことに必要だと思います。
 その他
 ・フェアトレード商品の購入も良い支援の方法のひとつと思います 。