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2018年2月1日 「産直連続講座 JA会津よつば学習会」を開催しました
 パルシステム埼玉は、1月25日(木)岩槻駅東口コミュニティセンターで産直連続講座として、予約登録米の一つでもある『会津こしひかり』などの産地・JA会津よつばから講師をお迎えしてお米の学習会を開催しました。


 講師の遠藤周作さんはこの日のために福島県からお越しくださいました。「僕の家では代々『周』という字が名前につきます。それもあり、小説が大好きな両親の影響で、有名な小説家と同じ名前になりました。ぜひ覚えていただけたら嬉しいです」と参加者に挨拶されました。


 会津よつばは福島県の北東部分に位置する喜多方市にあり、豊かな気候風土と自然の特性を活かした米作りや野菜の有機栽培が行なわれています。その中で『会津こしひかり』の栽培面積はなんと170.52ha。これは、東京ドームが約36.3球場分の広さです!そんな広大な土地で肥料から田んぼの水の管理、草刈りなど、作業一つひとつを丁寧に行いながら、1年を通してお米を栽培しています。時折、地元の小学生の授業やパルシステムの組合員の産地交流が行なわれ、お米や野菜作りを通じて「いのち」の大切さを学ぶ場を設けています。

 2011年の福島第一原発事故時、福島県産の一部の原乳や野菜などから規制値を超える放射能が検出され、県全体として一律出荷制限がされました。その後、福島県産の肉や野菜などを中心に市場価格が下落するなど風評被害が発生し、大変苦しい状況に追い込まれたと、遠藤さんは当時を振り返りました。風評被害を払うべく、JA会津よつばでは、消費者の安全・安心確保を図るため、さまざまな関係機関と連携し、放射能物質に関する農畜産物のモニタリング検査を実施し、検査結果を県や市のホームページを通じて公表しています。さらに、福島県産のお米の全量全袋検査を徹底的に実施し、パルシステムの商品展示会などでも生産者自らがお米のPRを行なってきました。「原発事故により、福島県産というだけで白い目で見られることもありましたが、実際に食べていただいた方からの応援の声と支えがとても励みになりました。今回、こうして皆さんにお米のお話を聞いていただける機会を得られたことも、とても嬉しく思います」と、遠藤さんは参加者にお礼を述べられました。


 学習会の後、遠藤さんを囲んで『会津こしひかり』の試食会を行ないました。ふっくらと柔らかく、甘みのある『会津こしひかり』の食感に、参加者から「おいしい!」との喜びの声が聞かれました。「田んぼ交流の際には参加者に青シソ巻きおにぎりを振舞いますが、仕事の後に田んぼの真ん中で食べると絶品です!」と遠藤さんはお話され、参加者から福島県の歴史や農産のことなどの質問を受けながら楽しい時間を過ごされました。