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2017年9月27日 「埼玉のお茶 摘んでもんでin増岡園」を開催
  9月23日(土)、埼玉産直協議会『農・彩・土』(※)の賛助会員で狭山茶を生産する増岡園(入間市)で茶摘みと手もみ紅茶の体験を行ない、20家族50名が参加しました。  
 
(※)埼玉産直協議会『農・彩・土』  
 『農・彩・土』は、2011年に産直産地の沃土会と南埼玉産直ネットワーク、パルシステム連合会、(株)ジーピーエス(パルシステムの青果と米の子会社、パルシステム埼玉の5団体で設立。交流を通じて地産地消をすすめ、県内農業と環境を守ることを目的としています。産地交流をはじめ、料理教室、産直商品の開発など活動は多岐にわたります。
 
 増岡園は、約400年続く茶園で、味や香りを重視した昔ながらの製法と自然農法を取り入れて栽培製造しています。自家茶園3ヘクタールのうち、1ヘクタールで埼玉県内唯一の有機JAS認定を取得し、残りの茶園でも慣行栽培の1/3以下の特別栽培で生産。天然肥料にこだわりながらも多くは使わず除草も最低限、「なるべく自然に近い状態こそが健康な木に育つ」と、独自の取り組みをすすめています。今回パルシステム埼玉では初のお茶の交流産地となりました。


園主増岡さん(右)
     息子さん(左)は手もみの達人だそうです       

 前日からの雨が残る朝でしたが、イベント開始時にはなんとか上がってくれました。 最初に園主の増岡伸一さんから狭山茶の特徴についてお話がありました。「狭山茶は農業として成り立つ経済的北限と言われ、冬にはバケツの水が凍るほど冷え込みます。狭山茶の特徴はこの寒さにあるのです」茶樹は冬の寒い時期に眠りに入ると蓄えた栄養の消耗を抑えるので、春の新芽にたくさんの養分が行き渡るそうです。春の追肥で育つ南の産地との違いも教えていただきました。

 お茶の摘み方の指導の後、茶畑へ。大人も子どもも夢中になって秋の新芽(一芯二葉)を摘み取り、紙袋の中に入れていきました。この摘み取った新芽は持ち帰って紅茶に仕上げます。
 

葉が2~3枚付いている新芽の部分を
芯ごと(一芯二葉)摘んでください

 

摘み取った茶葉は蒸れないように紙袋に


      

 続いて紅茶の手もみを体験しました。力を入れて茶葉をもみ込んでいくと空気中の酸化酵素によってカテキンが酸化され(発酵)変色するにつれ独特の香りが立ってきました。この日はここまでの作業でしたが、紅茶に仕上げるには更にもみ込んだ後、約1ヶ月間乾燥させながら発酵を促します。


手もみ体験
まずは達人のお手本から


      

もみ込んでいくと酸化して変色していきます
ウーロン茶のような香りが立ってきました
      

 作業の後は入れていただいたお茶を味わいながら、増岡さんに摘み取った茶葉を紅茶にするまでの手順を教わりました。初めてのお茶摘みと手もみ体験に参加者も満足の様子。持ち帰った茶葉でお手製の紅茶も楽しめますね。