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2017年10月4日 私が描く“ココチの場所”をカタチに
 パルシステム埼玉は、つながりや人との縁を広め、居場所をつくるとはどういうことなのかを考え、実践する「私が描く“ココチの場所”をカタチに」連続講座を開催しました。本講座は「自分にとってココチよい場所って?」「居場所をつくるにはどうすればよいの?」などを考えながら、参加者一人ひとりが自分のビジョンをはっきりさせることを目的に、参加者同士で実践するワークショップで進みます。
 講師は、グラフィックデザイン、イラスト、編集、料理、コーディネイトなど、さまざまな分野で活躍されている総合デザイナーの岡本和泉さん。「この講座では自分の考えを相手に伝え、相手の話に耳を傾け、自分の居場所をデザインしましょう」と始めました。


 第1回目のこの日は、各テーブルを1チームとして自己紹介を行ない、「居場所づくりに欠かせないあなた自身とあなたが住むまちについて」の質問事項が記載されたワークシートに対して回答を記入し、チームごとに模造紙に掲示します。自分の住んでいる町はどんな場所なのか?町の好きなところは?近所にはどんな人が住んでいるのか?自身の得意なこととは?…そんな質問に対し、メンバーそれぞれが書いたワークシートの内容で、気になった内容、素敵だと思ったことなど、思いついたことを付箋に書き込み、ワークシートの側に貼って話し合います。


 その後各チームで、ワークショップで話し合い、気がついた点などを全体に発表。「私たちのチームでは、趣味でDIYや手芸などの手作りをしている人が多かったです。そんな人たちが気軽に集まれる場所があれば楽しいと思いました」、「○○さんの住まわれている市町村ではとても堅い鬼くるみがたくさんあると聞きました。鬼くるみを使ったお菓子を名産品にしたら、賑わう町になるだろうと盛り上がりました」など、住んでいる町を賑やかにするためのアイデアや、コミュニティの場を作るために話し合った内容など、それぞれの「ココチ」の場所を作る提案がされました。


 全てのチームの発表を終えてから、岡本さんはワークショップの目的を話しました。
 「自分のココチの場所と言われたら、まずは何を考えますか?自分の『家』と答える人もいれば、人によっては掃除して生まれる場所と答えるかもしれません。しかし、ココチの場所は自分だけのことを考えず、周囲のことを知り、『人と接したい、コミュニティを作ってココチの場所を作りたい』と考えることで生まれることもあります。そのために、今回自分の住んでいる場所などを改めて考えるきっかけを出しました。各チームの活発な意見交換や発表を聞き、みなさん一人ひとりがしっかり自分の意見を伝え、相手の話をしっかりと聞いて、考えていてとてもよかったです」とお話されました。

 岡本さんの軽快でユーモアのあるお話は、時折笑いを呼び、一人ひとりが考え、変わるきっかけを与えます。講座開始前までは緊張と沈黙が広がっていた会場でしたが、終了後には参加者同士での交流や笑い声など、賑やかな空間へと変わっていました。

 次回の講座は10月19日(木)。次はどんな「ココチ」の場所をカタチにするお話を聞けるのでしょう。