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2017年8月11日 「夏休み親子科学実験教室」を開催
 8月7日(月)、ぱる★てらすで、親子科学実験教室を開催しました。
 パルシステムの商品検査センターの高橋大佑さんを講師に、20名の小学生が科学の不思議を体験しました。
 
 
 子どもたちは、白衣に着替えて2つの科学実験に挑戦しました。ひとつ目のプログラムは、混じりあったものを分離する「クロマトグラフィー」と呼ばれる方法で水性カラーペンの色を分ける実験を行いました。カラーペンのインクは青や赤など1色でできているように見えますが、実はいろいろな色が混ざっています。コーヒーフィルターと水を用い、色によって水への溶け方や紙へのつきやすさが違うことを利用して、それぞれのインクがどんな色でできているのかを確かめました。
  高橋さんから、検査センターでは、このクロマトグラフィーの分析方法を使い、青果や加工品の残留農薬検査を行なっているとの説明がありました。


「準備ができたら全員が同じタイミングで実験を始めます」

紙にカラーペンで点を書き、プラスティックカップの水に浸すと…
吸収した水と一緒にペンのインクがどんどん上っていきます
これは毛細管現象と呼ばれています



アイロンで乾かしてテキストブックに貼り付けました
黒や茶色のインクからもいろいろな色に分かれています

 もうひとつのプログラムは、「あっ!?と驚くサイダー作り」。ハーブティーに砂糖を溶かし、氷で冷やした後、重曹やクエン酸を加えてサイダーを作っていきました。その過程で、次々に色が変化する瞬間に子どもたちからは「うわぁ~」と歓声があがります。重曹(アルカリ性)とクエン酸(酸性)が反応して炭酸ガスを出すことや、アントシアニンという色素が酸性やアルカリ性によって色が変化することを観察しました。  


プラスティックカップにマロウブルーのティーバッグを
入れてお湯を注ぎ、濃い青紫色になるまで色を出します
すごい色ですが天然のハーブティーです

スティックシュガーを入れてよく溶かします
1杯のサイダーに7本分ものお砂糖が入るのです


重曹を加えると青色に変化しました


さらにクエン酸を入れると…不思議!
赤紫に変わりシュワシュワと泡が出てきます

さて、作ったサイダーの味は?
おそるおそる試飲する子どもたちの様子は「甘い~」「苦い!」「うーん…」とさまざま。

最後に、一人ひとりに「修了証書」が手渡されました。終始笑顔があふれていた実験教室。きっと夏休みのいい思い出になったことでしょう。


「 に・が・い! 」




 東京都稲城市にあるパルシステム商品検査センターでは、主に「微生物検査」「残留農薬検査」「放射能検査」「アレルゲン検査」の4つの検査をしています。講師の高橋さんは、残留農薬検査を担当されているとのこと。参加した保護者に向けて、検査を通して科学的視点から商品を検証し、組合員の安全・安心を支えるとともに、工場や産地の品質向上を目指すパルシステムの取り組みをお話いただきました。