心にもおやつを

2018年7月2日薔薇水と呼びたい
  お風呂上りに保湿のために身体中に何かを塗る…柊の長年の習慣です。(思ってもどうなるものではないけれど)「すべすべになりますように」と念じながら身体のすみずみに伸ばしていく時間は楽しみであったりします。乾燥が気になる季節ではボディークリームかボディーバター、時にはオイルを使い分けますが、これから夏にかけてはローションタイプで大丈夫。使い心地の良いもの、肌馴染みのいいこと、香りはついていてもいいけど、 好きな匂いで、強すぎないこと。
 いろいろ試してたくさんのものに出会いました。お気に入りはローズウォーター。友人のイタリア土産だったフィレンツェの老舗のものがきっかけでした。これはローズウ ォーター天然水にフィレンツェに咲く花のエッセンスをブレンドしたもので、今でもドミニコ修道会のレシピ通りに作られているそうです。


フィレンツェ土産の薔薇水

モロッコの薔薇を使ったもの

 ローズウォーターとは薔薇の花びらを水蒸気蒸留して作られるもの。香水に使われる精油としての薔薇油を製造する際の副産物だそうです。保湿剤、柔軟化粧水として最適とか。たしかに薔薇の花びらは水分をしっかり含んで弾力もあります。おまけに香りも素敵。
 これを肌のために使おうとした人がいたのですね。古代ギリシア、ローマの時代からバラの薬学的効用は知られていたそうですが、8世紀終わりから9世紀にかけてアラビア世界で、今のに近い製法が確立されたと言われています。


ブルガリアの薔薇を使ったもの

モロッコ薔薇の村で買ったもの
 
 食用としてもローズウォーターは使い途 がいっぱい。ヌガー、トルコのお菓子ロクムやバクラヴァなど、など。何だか「ありがたみ」が増してきました。ますます手放せないローズウォーター。できれば、もう一つの呼び名薔薇水と呼んで、日々愛用したいと思います。
 

どのくらいの花びらが必要なのでしょう