心にもおやつを

2018年5月1日モロッコ旅ノートⅢ メルズーガ大砂丘~アイト・ベン・ハッドゥ
 早朝まだ真っ暗な中ホテルのロビーにおりて行くと、現地のガイドさんが、柊が持参したスカーフをターバン風に頭に巻いてくれました。これは砂や埃が目や喉に入らないためと、日差しを遮る帽子代わりにもなるベルベル人の必需品。これからメルズーガ大砂丘へ行き、上ってくる朝日を眺めるのです。 バスでは無理な道ということで、四輪駆動車に分乗して砂漠の入口に向かいました。
 車を降りると日の出を見る場所迄は駱駝に乗ります。「歩く」という選択肢もあったけれど膝まで埋れそうな深い砂地を歩くのは 大変そうで、ツアーの全員が駱駝を選択。30分ほどで日の出を見る丘に着きました。さらさらしたパウダー状の砂でできた淡いオレンジ色の砂丘です。太陽を待つ間、駱駝引きのおにいさんに名前を聞かれて答えると砂の上に椰子の木などの絵と共に、アラビア文字で名前をかいてくれました。


月の…ではなく夜明けの砂漠

美しい日の出

 ホテルに戻り、まだ駱駝の背の心地よい揺れを身体に残しながらバスに乗り、カスバ街道を通ってトドラー峡谷へ 向かいました。ここはカスバ街道きってのスペクタクルな景勝地。大自然の不思議な力を感じるような眺めです。何人ものロッククライマーが挑戦中でした。


街中でも驢馬は輸送手段

トドラー峡谷

 モロッコはいろんな顔を持つ国。ここ2日間は大自然をしっかり味わう行程です。春に「花見街道」と呼ばれ、薔薇の栽培で有名なダデス谷の村を抜けてアトラスの山並みが美しいワルザザードへ。さらにモロッコで1番美しいといわれる村アイト・ベン・ハ ッドゥへ到着しました。「グラディエーター」「ハムナプトラ」など数多くの映画のロケ地ともなったこの村は、日干し煉瓦造りの「クサル」のひとつ。クサルとは要塞化された村の意味で、要塞そのものを指すカスバとは異なります。
 小高い丘に貼りつくように造られた街並みは何世紀も前の、それも絵の中の世界に迷いこんだよう。ここでは時間もゆったりと流れそうです。



アイト・ベン・ハッドゥ

アイト・ベン・ハッドゥ


時が止まったような…

アルガンオイル工房の女性たち