地域貢献活動

市民活動支援金

市民活動支援金

2018年7月31日 2017年度助成団体 視察報告「わーくぽけっと」(所沢市)

「わーくぽけっと」は、障がいのある人もない人も、当たり前に一緒に生きていける成熟した地域を創りたいという願いのもとに、1999年に設立されました。
障がいのある方の自立支援やミュージカルなどを通しての表現活動、バリアフリーを促進する事業等さまざまな活動を行っています。
拠点となる施設の名称は、地域活動支援センター「ドゥークル」です。(「どぅーくる」とは、琉球語で「自分でやる」という意味だそうです。)新所沢駅西口から徒歩7分程度の住宅街にあります。


ドゥークルには、障がいのある方の就労実習の場として、店舗が2つあります。コミュニティ・カフェ「ティールームぷらっと」と、「八百屋ごんべえ」です。訪問した日もたくさんの地域の方がランチのため集まっていました。

   

「ティールームぷらっと」

「ランチメニュー」


「八百屋ごんべえ」

毎週木曜は施設利用者が、スタッフと一緒に昼食を作ります。野菜たっぷりの優しい味の昼食でした。また夜は毎月第2・第4水曜のみ、こども食堂(子どもは無料、大人は300円)もはじめたそうです。

施設ではさまざまな学習活動、社会活動が行われており、見学した日は奥の作業場で、4名の方がスタッフの方と小物の制作をしていました。またスタッフと一緒にチラシのポスティングに出かけている利用者もいました。

   


ドゥークルは利用者の就労実習の場であると同時に、地域の人々との関わりの場であり、障がいの啓発の役割を果たしているそうです。
こういった施設は、利用者以外入りにくい所が多い中、ドゥークルはぷらっとや八百屋などの店舗を通じて、地域の方の出入りがたくさんありました。 また店舗と作業場のある活動場所は、壁を隔てただけで声や音は丸聞こえです。
そうすることでランチを食べに来たお客さんも中の様子を知っていただき、障がいへの理解・啓発を少しずつ広げていくことができると話されていました。

   


「わーくぽけっと」では、障碍のある人とその家族が地域で当たり前に暮らしていくための情報誌「リエゾン」を制作しています。
リエゾンⅠ「発達不安~障碍をもつ子の子育て」リエゾンⅡ「育ちの選択・障碍をもつ子の小学生~高校生まで」
今回パルシステム埼玉市民活動支援金は、3冊目である「『地域で育むリエゾンⅢ 就労と生活』」の制作に充てられます。