地域貢献活動

市民活動支援金

市民活動支援金

2018年7月31日 2017年度助成団体 視察報告「青少年多文化学びサポートESMY」(所沢市)

青少年多文化学びサポートESMYは、外国籍の小中学校の学齢期の子どもたちを対象に、日本語の日常会話から教科学習に至るまでの効果の高い支援活動を行っている団体です。

退職教員や地域の日本語ボランティア経験者等の支援者が集まり、所沢市内の各施設で、毎週定期的に日本語・教科学習支援教室を開催しています。
 
今回は、夏休み中に新所沢公民館で開催されている教室を見学しました。夏休みということで、小学生を中心に夏休みの宿題や、ドリルなどを使い学習していました。

     

2017年度の市民活動助成金では、教材購入費や、研修講師などの人件費等に活用いただいています。
基本的に1名の生徒につきボランティア1名の個別支援のため、参加者の学習状況に応じて細かく支援することができ、信頼関係を築いているのがとてもよくわかります。 私が近づくと不安な顔をしていた子どもたちも、ボランティアと話すときは満面の笑顔で、楽しそうに話していたのが印象的でした。

教室には同じ国の出身の子もおり、自由に母国語も話すこともでき、子どもにとって安心感のある「居場所」としても、とても重要な役割を果たしています。

学校では細やかに対応してもらえない、進路選択の相談なども対応をしています。今回見学にうかがった時には、進路先が決まった後にピアノのスキルが必要ということがわかったという、ピアノを習ったことがない学生に、もともと音楽の教師だったボランティアがピアノを教えていました。
進学先や就職先の情報不足のため、間違った情報のまま進んでしまうこともあるそうです。
子ども時代から青年に至るまで、深くそして長く支援をしていることで、子どもだけでなく、保護者との信頼関係も築かれていると感じました。