地域貢献活動

市民活動支援金


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2018年7月31日 2017年度助成団体パープルネットさいたま「びーらぶ体験講座」(さいたま市)
 7月25日(水)、ぱる★てらすで、埼玉県より委託を受け、DVから離れても暴力被害の影響に悩む女性と子どもをサポートする活動を行なっている、NPO法人パープルネットさいたまによる、びーらぶ体験講座開催されました。
 びーらぶプログラムとは、心理療法セラピーやカウンセリングとは異なり、暴力についての情報提供と対処スキルなどを、DV被害を受けた母子それぞれがグループで学びながら、傷ついた心をケアする心理教育プログラムです。 今回の体験講座は、母親・子どものそれぞれのびーらぶプログラムの一部が体験できるものでした。
 
 まずインストラクターから、被害者はDVから離れた後も、周囲とうまくコミュニケーションがとれなくなるなど、暴力が与える影響は大きいということ、暴力の責任は加害者であり、被害者に責任はないことなどのお話がありました。 母親向けプログラムの体験では、子どもが正直に話せる聞き方をロールプレイングで学びました。
 
 子どもが「友達の絵を描いたよー」と母親に見せに来るシーンでは、「上手に描けたね」とほめるのではなく、「友達の絵を描いたのね」と子どもが言った話を繰り返すことと、そして「その時●●ちゃんはどう思ったの?」と子どもの気持ちに関心をもつことが大切だとわかりました。 「上手に描けた」という言葉は、行為に対する評価であり「Doingメッセージ」といいます。 これを繰り返すと褒められるために頑張る子になり、相手に合わせるあまり自分の気持ちがなくなり、自尊心が育たなくなってしまいます。 できても、できなくても「そのままのあなたが大切な存在」という「Beingメッセージ」を送るように心がけることが大切だと学びました。

   

 
 子ども向けプログラムは、小学校低学年を対象したものです。人形劇を通じて、いじめにあった子どもが何を思ったかを、子どもたちに問いかけます。子どもたちの意見1つ1つをインストラクターは否定せず、そのままを受け止めるので、とても安心して意見を伝えることができ、子どもたちが自信を取り戻していく場であると感じました。また、他の子の意見を聞いて尊重するという気持ちも養うことができます。 母と子がそれぞれ別室でプログラムを受け、母子で共有することができるのが、このプログラムの特徴です。最初はいやいや参加した子ども達も、終わった後の表情が全く違うそうです。 今回の体験講座に参加された方々からも、「とても勉強になった」「心があたたまる体験だった」「勇気をもらった」との声が多く寄せられました。
 

 次回のびーらぶ体験講座は10月14日(日)です。(会場はWithYouさいたま)
詳細は、パープルネットさいたまホームページ