地域貢献活動

市民活動支援金


市民活動支援金

2018年5月23日 2017年度助成団体 中間視察報告「特定非営利活動法人のらんど」(さいたま市)
特定非営利活動法人のらんどは、障がいのある方が農業を通して生きがいや働きがいを手に入れ、安心して暮らせるまちを創り出すことを目的とし、活動している団体です。

主な活動として、「障がいがある人もない人も共に働く」という福祉の視点で、地域活動支援センター農(あぐり)の運営や、 地産地消事業として、障がいのある方と共に見沼田んぼ福祉農園での野菜の収穫から、周辺地域での販売までを行っています。

2017年度市民活動支援金は、知的な障がいのある方も、ネギ生産の重要な部分を担えるよう、苗床づくりと植え付けのための道具の購入を支援しました。従来の方法は知的障がいのある方にとって習得が難しい課題でしたが、機械の導入により利用者の方が苗床づくりや植え付けに携われるようになり、さらに短時間で多くの植え付けができるようになりました。
         

皆で植え付けをします
         

まっすぐ等間隔に並んだ苗

のらんどは知的障がい者が一般的な農家と同じ道具を使って農業に関われることを近隣農家に示し、障がい者の働く機会を増やすことを目指します。

見沼田んぼ福祉農園は1999年に開園され、のらんどの他、地域のボランティア組織や近隣のデイケア施設など7団体で見沼福祉農園推進協議会をつくり、運営をしています。以前は廃棄物の投棄などもある荒廃地化した農地でしたが、循環型農業を続けてきたことで見沼田んぼの保全に大きく貢献しているそうです。
農家でない市民、障がい者、高齢者、若者や子ども達が、近隣の農家からアドバイスをいただきながら、なるべく農薬を使わないおいしい野菜を作るために日々努力されています。

         

緑豊かな福祉農園
         

井戸や多目的トイレもあります

最も生産に力を入れているネギは多い時には毎週500本納品しているそうです。
他にも、アーティチョークなどのヨーロッパ野菜も栽培しており、地産地消の取組みとして市内のレストランへの出荷を検討されているそうです。

         

燕麦(オーツ麦)

アーティチョーク
         

梅などの果樹も

現在、収穫した野菜は、緑区役所ピアショップ(火曜日)、北浦和(水曜日)、埼玉県庁内かっぽ(木曜日)、浦和区役所ピアショップ(金曜日)で販売しています。また月曜には引き売り(浦和区、緑区、南区)も行っているそうですので、興味のある方はぜひお問い合わせください。

のらんどホームページはこちら