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パルシステム・ライフ・アシスタント(PLA)

2017年10月24日 パルシステムの『日本のこめ豚』を知ろう
 10月6日(金)ぱる★てらすで、パルシステム埼玉は『日本のこめ豚』学習会を開催しました。テレビのCMでも紹介されたパルシステムのこめ豚は一体どんなお肉なのか、パルシステムが制作したこめ豚のDVDをもとに、PLAの新井光恵さんが講師になってお話しました。


 こめ豚は、その名前の通りお米を食べて育った豚のことです。2006年よりパルシステムと産直産地で『日本のこめ豚』の取り組みを開始し、耕作放棄となった田んぼをよみがえらせながらこめ豚のための飼料米を作りました。一般的に豚に与えられる飼料は海外からの輸入でしたが、輸入飼料の値上がり、2011年の東日本大震災の影響で輸入飼料の入手が困難になるなど、大変な打撃を受けました。パルシステムのこめ豚の産地の一部も震災の被害を受けましたが、その危機を救ったのが飼料米でした。このことをきっかけに、各地で「できるだけ飼料を自給していこう」という思いが高まっています。それは、国内の食料自給率にもつながると新井さんはお話しました。
 パルシステムのこめ豚の産地の一つである、秋田県の「ポークランドグループ」。ここでは広い豚舎にたくさんの豚たちが太陽の光を浴び、床にはもみ殻やおがくずなどの完熟堆肥を敷き詰めたバイオベッドを導入し、その中で糞尿が分解されるためにほぼにおいがありません。豚はわずかな環境の変化でも病気になりやすいデリケートな生き物ですが、ポークランドグループの豚は自由に動き回って運動することでストレスが無く、健康的になります。それにより抗生物質など薬剤をほぼ使用する必要がありません。


 上映されたDVDには実際にポークランドグループの公開確認会に参加された組合員のインタビューが収録されており、「一般的な豚舎は暗く狭い場所に豚たちが押し込まれ、まるでただの『商品』としか扱われていません。けれど、ポークランドグループの豚たちは豚本来の生き方をして、『いのち』を大切にされて育っています。ただ効率や生産率がよければ、消費者が見えない裏側では原料がどうであってもよいわけではなく、消費者が見ても安全安心を実感できる取り組みがされていることが大事です。また消費者も商品の裏側のことを知り、選ぶことが大切です」と語られ、参加者は大きくうなずきました。


 学習会後は、『日本のこめ豚』を試食しました。今回は『モモしょうが焼き用』と『カタロースしょうが焼き用』の異なる部位の2種類を用意しました。あっさりとして、脂に甘みがあり、塩だけの味付けでOK。よりうまみとジューシーな肉質を実感でき、参加者もおいしさに納得と大満足の様子でした。

 また、参加者はパルシステム茨城の商品開発チームが協力した化粧品『プラセンタ オールインワンゲル』を試しました。「プラセンタエキス」は、医薬品や化粧品、健康食品にも使われる成分。10数種のアミノ酸、ビタミンやミネラルなどを含むこのエキスは、豚の胎盤から抽出されますが、一般的なものはどこでどのように育った豚が原料なのかは明確にされていません。しかし、パルシステムの『プラセンタ オールインワンゲル』は試食した『日本のこめ豚』や『産直豚』の母豚の胎盤だけを原料に使用した、産直産地の化粧品です。
 食べるだけではなく、肌のうるおいややさしさでも支えてくれている『日本のこめ豚』。ぜひ一度お試しください。