地域貢献活動

助け合い活動

いきいきネットワーク

2018年6月1日 リスクマネジメント学習会を開催
 5月28日(月)、ぱる★てらすで、リスクマネジメント学習会を開催し、24名の応援者が参加しました。

 前半は「リスクマネジメントの考え方」に加えて「いきいきネットワークの活動におけるリスクマネジメント」、「実際に事故を起こしてしまったときの対応」について学びました。 また、活動中にはどのような事故が多いのか、福祉活動保険の保険金事故明細から抜粋し、他生協での事例を紹介しました。
活動中の事故としては、草取りの活動中のかぶれや虫刺され等の事故が多く、学習会中の事故は、調理の事故に加え、会場の片付け中の事故が大変多いことがわかりました。机にぶつかるなどの事故の他、ケーブルがひっかかりパソコンを落としてしまうなどの物損事故も多いようです。

 座学の最後に、高齢者と乳幼児に多い家庭内事故の事例や注意ポイントについて紹介しました。高齢者の家庭内事故は、段差のある玄関や階段よりもリビングで起きる件数が多く、原因別だと「敷物」での事故が多いことが見て取れます。また乳幼児の活動で気を付けるべき「誤飲」については、紙やポリ袋などどの家庭にもあるもので窒息してしまう恐れがあることがわかりました。

 
 後半は、さいたま市内で高齢者や子育て家庭への家事支援を行っているNPO法人ケア・ハンズから中村様、浅川様をお迎えし、高齢者の気持ちを理解することを目的に「高齢者疑似体験」を行いました。「高齢者疑似体験」は耳栓や眼鏡、重りなどを着用することで、75~80歳の状態を体感するものです。
 

 眼鏡を着用すると白内障になった場合の見え方となり、さらには手袋を3重にすることで、手先も動かしにくくなり、お財布を開けて小銭を出すのにも一苦労でした。色彩感覚もにぶるため、50円玉と5円玉の区別もしにくくなりました。
 腕に重りをつけることで腕のあがりにくさを体感し、コップの水を飲むときには腕が上がらないため、自然と前かがみになってコップを持つ手に口を近づけるような体勢になりました。肉体的変化による高齢者の不便さやもどかしさを体験し、不安や苛立ちなどの気持ちを理解し、接し方についてあらためて考え直す機会となりました。
  参加した応援者からは、「物の見えにくさにびっくりした」「親の気持ちに沿えるような気がした」「早く!って言わないように心がけたい」との感想をいただきました。


 

体験者、介助者、観察者にわかれます

財布から出さないと小銭は探せません

 

箸で豆をつかむなど細かい作業は大変です

絆創膏を貼るのも一苦労

 

階段を上るには杖が必要

申請書類など細かい文字が読めるか確認

 いきいきネットワークの活動時間は、特に高齢者へのサポートが多く、利用者の気持ちに寄り添えるよう、応援者に安心して活動に入っていただくためにも、このような学習会を続けていきたいと思います。