地区会・エリア委員会 南部エリア

蕨地区会

2018年8月9日 夏休み親子企画「保護猫活動学習会」を開催
 8月3日(金)ぱる★てらすで、「NPOアニマルボランティア エンジョイ~援助良」の馬巻(ままき)多佳子さんを講師に迎え、夏休み親子企画「保護猫活動」学習会を開催し、5組15名の親子が参加しました。
  この企画は南部エリア委員会との共催で行いました。




 近年多くのペット動物は家族として大切に育てられている一方で、飼いきれなくなり不適正な飼育や遺棄するなどの問題が起こっています。特に猫は、自然繁殖、鳴き声、悪臭などによる生活環境への影響が問題になっています。

 埼玉県では、毎年約3千匹の犬や猫が処分され、そのうち約千匹は飼い主から引き取られたものだそうです。馬巻さんたちエンジョイでは、殺処分される野良猫が増えないよう、越谷市で仔猫の保護、保護猫たちの里親譲渡会のほか、「さくら猫TNR」(※)と呼ばれる、不妊手術を施した野良猫を地域で管理する「地域猫活動」を行なっています。
 
 野良猫に対して「かわいそう」とういう感情から安易にエサを与えてしまうことで猫の数が増えます。1匹の猫からその子どもが産む数を含めると1年後には38匹以上になるとも言われています。そして結果的に、事故や病気、殺処分される猫の5割以上が産まれて間もない仔猫だとのこと。馬巻さんは、そんな不幸な命を増やさないためには、まず責任を持って終生飼育すること、野良猫にはエサをやらないこと、地域住民や馬巻さんたちのようなボランティアグループによる不妊・去勢手術が不可欠であると話し、その地域に住む人たちの理解とルールのもとで、地域に住みついた猫との共生をめざした「地域猫活動」に理解を深めてほしいと呼びかけました。  

(※)さくら猫
 避妊・去勢手術を受け、そのしるしとして耳の先をさくらの花びらのようにカットされた野良猫を「さくら猫」と呼びます。
TNR
 Trap(トラップ :捕獲)ケガをしないように捕獲器で捕えます。
 Neuter(ニューター:不妊手術)メスは不妊手術、オスは去勢手術。その際に耳をカットし、一代限りの命となった目印となります。  
 Return(リターン:猫を元の場所に戻す)地域猫としてその地域で管理


この捕獲器で猫を傷つけないように捕えます



これまでに保護した猫の話を聞く子どもたち
「里親さんのもとで幸せにくらせるようになった猫たちに
私も元気と幸せをもらっているのよ」


 猫が好きな人も苦手な人も、関心のなかった人もそれぞれの立場で、地域のために人と猫が共生できるまちづくりをいっしょに考えていけるといいですね。

 さくら猫不妊手術の詳細は公益財団法人『どうぶつ基金』のホームページをご覧ください。

当日参加してくれた人の感想
 大人
 ・野良猫のことを関心を持って見ていきたいと思いました。
 ・不妊手術が無料で行えることに驚きました。動物の殺処分をできるだけ減らしたいです。
 ・「馬巻さんの助けた数だけ幸せをもらっている」という言葉が印象的でした。
 子ども
 ・さくら猫のことを初めて知りました。
 ・のらねこがいたらさくらねこにしてあげようと思いました。
 ・犬やねこがしあわせにくらせますように。
 ・お話を聞けてうれしかったです。
 ・1年間にさつしょぶんされるねこが多くておどろきました。
 
 次回開催 9月21日(金)ぱる★てらす
      毎年好評!「きれいを生きる力に!」
      ※南部エリア委員会との共催で開催します